カテゴリーに属さないタスクもあるんだよという話

要点

私は「無所属タスクという概念があるんだなー」と関心したので、この点のみをピックアップしてまとめます。

※右記二つは便宜上作った造語です: プロジェクトタスク, 無所属タスク

タスク管理ツールがいうタスク管理とは、「プロジェクト」というカテゴリに入れるタスク、つまり プロジェクトタスク を暗黙のうちに想定している
タスクにはどのカテゴリーにも属さない 無所属タスク もある
Q: 無所属タスクはどうやって扱えばいい？
- Ans: 無理矢理何らかのプロジェクトに属させます
Q: それの何がダメなのですか？
- Ans1: 無理矢理は気持ちよくないから。無所属タスクは無所属のままサクっと扱いたい。
- Ans2: 失念してしまうから。無所属タスクはえてして締切が短い(例:数時間以内, 今日中)ため、（プロジェクトタスクを管理するような高機能な）タスク管理ツールに放り込むと、締切のうちに処理されない恐れがある

「サクッと扱う」とは何とも曖昧な表現ですが、これはわかりやすく言葉で表現できるほどの知見が（少なくとも私には）無いことの裏返しでもあります。

例を挙げます。

休日、15:00 の時点で、夕食に使いたいからと「牛乳を買ってきてね」と頼まれたとします。

これは「牛乳を買う」というタスクですが、無所属タスクです。プロジェクトという箱に入れるほど仰々しいものではありません。無理矢理、たとえば「生活プロジェクト」みたいなのに入れてもいいですが、なんか違いますよね、そういうの。サクッとしてない。重い。

もっと簡単に、でも確実に処理したい。どうすればいいでしょうか。

え？今日のタスクリストに追加しておけばいい？確かにそうすれば今日中にはこなせるでしょう。しかし、夕食までに「牛乳を買う」タスクに着手できる保証はありません。他のタスクに夢中になっている間に、夕食時間が来てしまうかもしれません。

ではどうするか。解はあります。私はこれしか知りません。

リマインダー です。

リマインダーなら強制的に視覚や音で「牛乳買いに行くんでしょ！？」と気づかせることができるので、確実に気付けます(従うかどうか別問題です ※1)。失念しません。問題は、リマインダーの設定が面倒くさいことですが、そこはツールを工夫して省力化＆ツールの使い方を練習して手続き記憶かするしかないでしょう。

※1 ここが実は厄介だったりします。「あー、今いいとこなのに、よし、この作業だけ終わったら買いに行こう」 → リマインダーの通知を閉じる → 作業没頭 → 「……やべ、買うの忘れてた」大体こうなります（苦笑）

無所属タスクの対処法は、一件ずつリマインダーで（忘れんぼな自分に）知らせてやる……くらいしか無いんじゃないかなと思ってます。リマインダー登録は面倒だから、とサボりがちですが、改めて整備＆練習してやろうという気になりました。

他に良い対処法があったら、知りたいところです。