擬似ロケーションリマインドとは
擬似ロケーションリマインドとは、ロケーションリマインドを使わずにロケーションリマインドみたいなことを実現することです。
実施手順
たとえば「ある場所に行った時に、併せてすること」が発生したとしましょう。
この時、通常はロケーションリマインドを設定しますが、擬似ロケーションリマインドでは以下の手順を踏みます。
- 1: その場所に行った時、あるいはその場所で行動している最中に「経由する道具」 を見つける
- 2: その道具にメッセージを仕込む
具体例
ゲーセンで遊んだ後、帰りに(ゲーセンの近くにある)本屋に寄りたいとします。
ロケーションリマインドを使う場合
以下のようになるでしょう。
- 1: 自宅からゲーセンに行く
- 2: ロケーションリマインドを仕込む
- 用件: 「本屋」
- 契機: 「ゲーセンの最寄り駅」
こうすれば帰りに最寄り駅に近づいたタイミングで「本屋」と通知されるので、忘れることなく寄れます。
擬似ロケーションリマインドを使う場合
擬似ロケーションリマインドの実現方法は人それぞれですが、私も例を挙げます。
- 1: 自宅からゲーセンに行く
- 2: 擬似ロケーションリマインドを仕込む
- i: 付箋に「本屋」と書く
- ii: この付箋を定期入れに貼り付けておく
こうすれば帰りに最寄り駅に入場するタイミングで定期入れについている付箋に気づき、「あ、本屋に行くんだった」と気付くことができます。
これは「経由する道具」として定期入れを利用しています。当然ながら定期入れを使わない人や、使っていても定期入れを手に取らない人には通用しません。
擬似ロケーションリマインドの使い所は?
ロケーションリマインドが欲しい、でもロケーションリマインドを実現するデバイスを持っていない場合です。
たとえば私はスマホを持っておりませんので、ロケーションリマインドを実現できません。しかし上記例のように、場所契機でリマインドしないと忘れてしまう事柄があり、これらを確実に忘れることなく対処したいと考えています。つまりロケーションリマインド自体は欲しい。なので擬似ロケーションリマインドというロケーションリマインドもどきを考案しました。