ガラパゴスタ

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ラマインド(Ramind - Random Remind)

ラマインドとはリマインドの一種で、リマインドする時間にばらつきをもたせたリマインドのことです。ランダムリマインド(Random Remind)を略してラマインド(Ramind)です。

こんなシチュエーションを想定します。

  • 現在 13:30 とします
  • 今日は 16:40 から打ち合わせがあるとします
  • 既に打ち合わせの準備は終えているので、16:40 までに会議室に行くだけで OK です
  • ただし、16:40 までに行う仕事は創造的で没頭できるものなので、ちゃんとリマインドしないと高確率で忘れてしまうでしょう

通常のリマインドの場合

以下のようなリマインドを仕込みます。

  • リマインド時間: 16:30
  • 用件: そろそろ作業切り上げてトイレ行って会議室行こう

すると、16:30 に

リマインダー「そろそろ作業切り上げてトイレ行って会議室行こう」

と教えてくれるわけです。

ラマインドの場合

以下のようなリマインドを仕込みます。

  • リマインド範囲: 14:30-16:30
  • リマインド回数: 3
  • 用件: 今日 16:45 から会議ですぜ

するとリマインダーは 14:30~16:30 の間に、計 3 回ほどランダムなタイミングで 「今日 16:45 から会議ですぜ」と教えてくれます。

このようにリマインドのタイミングに幅をもたせ、その間でランダムにリマインドさせるのがラマインドです。

ラマインドのメリット

ラマインドのメリットは 「リマインド対象を意識する機会」を複数回獲得できる ことです。

通常のリマインダーだと直前の一回しか機会を提供してくれません(もっとも複数個リマインダーを仕込めば複数回提供も可能ですが正直面倒くさいです)が、ラマインドだと n 回ばらつかせて提供してくれます。

ラマインドが適するリマインド対象

ラマインドが適するのは実施タイミングがコントローラブルなタスクです。

逆に「イベント(予定)」のように、アンコントローラブルなものは向いていません。上記例も、アンコントローラブルな打ち合わせなので、実はラマインドには向いていません。ラマインドでリマインドされたところで、どうせ 16:40 からの打ち合わせは不変なのですから、取り組めることは何もありません。

ラマインドは、言うなれば 「確実に忘れないようにリマインドしたい」「でも直前のリマインドだといまいちアイデアや視点が広がらないから、リマインドされる機会(もっと言うとリマインド対象について意識する機会)をばらつかせることで、それらが広がることを狙う」 ものです。

ラマインドの具体例

まだ机上の概念であるため、具体的なツールはありません。

そのうち制作したいと思います。