ガラパゴスタ

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ボーナスタスク

ボーナスタスク とは自分自身に与えるご褒美(ボーナス)なタスクのことです。具体的に言えば、直近のリマインダーがリマインドするまでの間、(時間管理マトリクスでいうところの)第四領域の行動を自由に楽しんでよい というタスクを意味します。

たとえば「キリがいいからこの辺でご褒美を与えよう」「30分のタイマーをセットしておいて、と」「ご褒美として Wikipedia のワンピースの登場人物ページに読み耽ろう」といったものです。これはご褒美としてネットサーフィン(Wikipedia サーフィン)を与え、リマインダーとして「30分後」を指定しています。30分の間、ワンピースネタで遊び呆けられるというご褒美です。

今回はこのボーナスタスクについて雑多に書いていきます。

そもそもボーナスは必要なの?

つまり 第四領域という名の娯楽は必要なのか という話です。

これは人それぞれだと思います。

まず、夢に向かって情熱的に進みたい方や、日々をストイックに過ごされている方は不要だと思いますし、そうでなくとも第四領域が介在しないライフスタイルを手に入れている方もいると思います。そういった方にはボーナスは不要です。

しかし、そのような方はほんの一握りで、たいていの人間はもっとテキトーで自堕落なものです。タスク管理しないと平気で何時間も第四領域で潰してしまいます。つまり第四領域は「やりたいこと」の一種なわけです。ただ、生産的ではないし、ためにもならないから、普段はタスク管理で意図的にシャットアウトしているというだけなのです。

本音はやりたい。でも無為な時間は過ごしたくない……。このような葛藤の折衷案がボーナスタスクであり、期間限定で第四領域をやらせるというものです。

ボーナスの例

いくつか挙げておきます。

  • SNS を見る
  • ゲームをする
    • 例1: 家庭用ゲーム機
    • 例2: スマホゲーム
  • 漫画を読む
  • ネットサーフィンをする

リマインダーには従う

大切なのは リマインドされたら即座にボーナスを終えること です。

よくあるのが「あともうちょっと」とリマインドを無視することですが、そんなことをすると、さらに数十分と時間を浪費してしまいかねません。どころか「今日はそこそこ進んだし、もういいや」と開き直って、一時間以上浪費してしまうことさえあります。

このような誘惑を(ボーナス満喫中の)自分の意思だけで断ち切るのは難しいです。なのでリマインドを契機に、強引に断ち切ります。たとえばネットサーフィンをしていたら、リマインドされた瞬間、その場でブラウザのウィンドウを閉じるくらいの行動をします。

IT に長けた方なら、ボーナス強制終了の処理を自動化してもいいかもしれません。Windows の話になりますが、私は「リマインド時に Alt + F4 を転送する」リマインダーをつくっており、これでリマインドをセットしてからネットサーフィンをしています。すると、リマインド時に Alt + F4 が送信され、勝手にブラウザのウィンドウが閉じられます。ボーナスステージ強制終了、というわけです。

おわりに

たまには第四領域で遊びたいという方は、このボーナスタスクという考え方でシステマチックに取り入れてみてはいかがでしょうか。第四領域の罠である「いつの間にか長時間過ぎていた」も防ぐことができます。