Twitter でノイズの少ないエゴサーチを行うための 6 のコツ
Twitter でエゴサーチを行う際、ノイズ(関係のないツイート)を読み飛ばしながらチェックしている方も多いと思いますが、ノイズが多いとチェックにも時間がかかります。そこで今回はノイズを減らすコツをまとめてみました。
- コツ1. ノイズの少ない名前を使う
- コツ2. 自分の発言を除く
- コツ3. 日本語で検索するなら "" で囲む
- コツ4. URL で検索する場合も "" で囲む
- コツ5. 日本語ツイートのみを対象にする
- コツ6. ノイズを個別に除外する
- おわりに
コツ1. ノイズの少ない名前を使う
極端な話、「A」というハンドルネームやブログ名だったとしたら、エゴサーチが不可能であることは想像に難くないと思います。エゴサーチは ノイズが少ない(被りづらい)名前の方が圧倒的に楽 です。
そもそもエゴサーチに限らず、ノイズが少ない方が検索もされやすいので、もしノイズの多い名前を使っている方は、できるだけ早くノイズの少ない名前に変えた方が良いと思います。
コツ2. 自分の発言を除く
自分のアカウント名で検索すると自分のツイートにもヒットしますが、これは邪魔なので除きましょう。
検索キーワードに以下を追加します。
-from:@自分のアカウント名
from が指定アカウントの発言を意味する指定で、先頭にマイナスがついているのはその否定です。つまり「指定アカウントの発言でない」を意味します。ここに自分のアカウント名を指定すれば、自分アカウントの発言でない、という条件になるわけです。
コツ3. 日本語で検索するなら "" で囲む
検索キーワードに日本語を含める場合は、必ず二重引用符 "" で囲みましょう。
たとえば僕のブログ名で言いますと、
- X ストレスフリーなソロ充ライフ
- O "ストレスフリーなソロ充ライフ"
という感じです。
コラム: なぜ "" で囲む必要があるのか
なぜこんなことを行う必要があるかというと、 日本語全体を一つのキーワードとして認識させたい からです。
これはコンピュータの話になるのですが、コンピュータは日本語を解釈するのが苦手で、「ストレスフリーなソロ充ライフ」というキーワードを素直に「ストレスフリーなソロ充ライフ」という一つのキーワードだと解釈できません。内部的にはたとえば「ストレスフリー な ソロ充 ライフ」みたいに解釈していたりします(四つのキーワードからなる日本語)、ひどい場合は「ス ト レ ス フ リ ー な ソ ロ 充 ラ イ フ」だったりします(14のキーワードというか文字からなる日本語)。
英語だと「単語はスペースで区切られている」というシンプルなルールがあるのですが、日本語はそうではなく、ゆえにプログラムで「単語」というものを確定しづらいのです。だからコンピュータ界隈では「一つのキーワードとして指定させたいなら "" でくくってくれ」というルールが定着しています。実際、Google など他の検索サイトでもこのテクニックは使えます。
コツ4. URL で検索する場合も "" で囲む
ブログやウェブサイトをお持ちの方は、URL でエゴサーチを行う手もあります。その際、やはり 二重引用符 "" で囲む ことを忘れないでください。
また、URL 冒頭の部分(https:// など)も要りません。
僕のブログ https://stressfree-fulfilling-solo.hatenablog.com/ を例にしますと、以下のとおり。
コツ5. 日本語ツイートのみを対象にする
ハンドル名やブログ名が英語で、かつ短い場合、英語ツイートもヒットしやすくなって邪魔です。これを防ぐには、
lang:ja
というキーワードを指定します。これは「日本語圏のみ対象にする」という意味です。
ちなみに、応用して
-lang:ja
とすれば「日本語圏以外のみ対象にする」こともできます。(ただしこれは実は単に日本語を含まないツイートを意味するので、日本人の「たまたま日本語を含まなかったツイート」も検索されちゃいます)。
コツ6. ノイズを個別に除外する
ノイズの少ないエゴサーチを実現するためには、たいていの場合、以下のプロセスを要します。
試しにエゴサーチしてみる → 検索結果を見る → 邪魔なツイートを除外する条件を考えて追加する
条件として考えられるのは、以下の三つでしょう。
- (除外) ノイズを発している人 XXXX を -from:@XXXX で除外する
- (除外) ノイズを発しているキーワード YYYY を -from:YYYY で除外する
- (追加) ノイズがあまりに多すぎるので、キーワード ZZZZ を追加して絞り込む
除外については前述しました。
追加についてはここで説明します。これは、より具体的なキーワードで検索結果を絞るということです。たとえば音楽グループAAA(トリプル・エー)で検索したい場合、「aaa」だと当然ながらヒットしませんので、「lang:ja」と「歌」を追加します。検索結果はだいぶマシになります。
以下を見比べてください。
おわりに
エゴサーチは何度も行う作業だと思います。ノイズが多いとそれだけ時間がかかり、またノイズだけでなく必要なツイートも読み飛ばしてしまうかもしれません。ノイズを除外して、効率的にエゴサーチしましょう。