トリガーリストとは何かを調べてみた
たまに聞く「トリガーリスト」とは一体何なのでしょうか。
(1) 私の事前認識
- 知りません
- 書籍「トリアージ仕事術」で「トリガーメモのすすめ」がありましたが、関係あるのでしょうか
- トリガーは引き金ですから、何かを促進するためのリストだとは思うのですが……
というわけで調べましょう。
(2) 調べてみた
トリガーリストとは
要するに「タスクを洗い出したい時に読む質問集・チェックリスト」のことです。タスクを作成する際の引き金となるリストだから、トリガーリストなのだと思います。
発祥は GTD です。GTD の収集プロセスを行う際のインプットとして使うことが想定されています。
トリガーリスト例
全部抜粋すると膨大なので参考記事リンク単位で「項目の数(5, 10, 20, 30くらいでざっくり)」と「感想や要約のメモ」をまとめます。
- GTDに役立つトリガーリスト - ITmedia エンタープライズ
- 【2018年版】私なりの『GTDトリガーリスト』 | BrownDots
- 仕事のこと:20
- プライベートのこと:20
- 趣味について:10
- お金に関すること:10
- 健康に関すること:5
- ガジェットやSNSについて:10
- 『「気になっていることを思い出すためのツール」としてお役立てください』とあります。全てを漏れなくタスク化しようと追い込むのは良くないみたいですね
- トリガーリストのないGTDは、あまりにも簡単に崩壊する | 43memo
- 2013年度版 『自分なりのGTDトリガーリスト』を作った – BrownDots
- 仕事のこと:20
- プライベートのこと:20
- お金に関すること:10
- 健康に関すること:5
- ブログ活動について:10
- 5番目はネタに困った時に活用するそうです。GTD におけるタスクではなく、より汎用的に ネタを発掘するためのトリガー としても使えるということですね
- トリガーリストは実行に時間かかるし、タスク数もたくさん増えるので、年一度くらいしか見ないそうです
- GTD 再入門 (6) ときには、人生のすべてをレビューしてみよう | Lifehacking.jp
- 済んでいないことを思い出すためのトリガーリスト | tomotake kinoshita
- GTD 本の付録に載ってるトリガーリスト4ページ分が列挙されています
- GTDの「収集」をより簡単にするオリジナルトリガーリストの作成方法 - GTD・OmniFocus
- 仕事のこと:10
- プライベートのこと:10
- 上記「GTDに役立つトリガーリスト」をもっとコンパクトにした版です。その意図は「潜在意識に眠っている、気になること」を洗い出すためだそうです。
- 年次レビューのトリガーリスト – R-style
- 未分類:50
- 年次レビュー用、という限定的なリストになります
- 今年は何があったか → 来年は何がありそうか(やりたいか)、の順で月ごとに振り返るイメージですね
- 櫻田式GTD★8. 櫻田こずえのトリガーリスト
- 準備体操:5
- 大切な人を大切に:5
- 自分の内面の課題を探る:20
- 散らかっている場所はありませんか:5
- 身のまわりを整える、管理する:5
- 物欲万歳!:5
- セルフチェック:5
- ストック:10
- 管理する(マンスリー):5
- 生活感が溢れたトリガーリストです
(3) 私の事後知識
上記を踏まえて、改めて私見をまとめてみます。
- トリガーリストとはタスクを洗い出す際に用いるヒントを一行一ヒントで書いたリストである
- ヒントは質問だったり名詞だったりするが、何でもよい
- コンテキストで分類してやると、リスト一つ一つがコンパクトになり、かつわかりやすくなるため活用しやすくなる
- 細部や網羅や高頻度にこだわらず、マイペースに試して、続けていけばいい