ガラパゴスタ

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スマホが無い生活におけるタスク管理では「倉庫」からの「補充」で回す

タスク管理というと、スマホ等のポータブルなデバイスを使って外出先でも管理する方が多いかと思いますが、私はスマホを持たないので管理できません。

どうすればいいのかと考えていて、割と上手くいっている考え方が見つかったので紹介します。

前提

まずは私の前提を洗い出しておきます。

  • PC のヘビーユーザーです
    • 家でも会社でも PC を使っている
    • 基本的に電源付けっぱ。就寝時と外出時にスリープするくらい
  • PC にてマスタータスクリストを書いている
  • スマホは持っていない
  • ガラケーは持っている が、通信費を節約したいのでネットは使ってない
    • メールは使っている。毎日支出を書いて Gmail に送ってから家計簿管理している

PC が使えるうちは何の問題もないのですが、PC が使えないと途端に途方に暮れます。当然ながら外出先でタスクリストを見ることもできません。

「マスターという倉庫から補充する」というアイデア

最近上手くいっているアイデア

  • マスタータスクリストという倉庫 から、
  • 他のリストに、
  • あらかじめタスクを 補充しておく

というものです。他のリストとは「紙切れ」でも「手帳」でも「ガラケーのメール本文」でも「ポメラ」でも何でも構いません。

運用としては 出かける前に、他のリストに、出かける先で出来そうなタスクを補充(追加) しておきます。そうすれば、外出先でそのリストを見ることで、そのタスクを消化できます。

ポイント1. 補充はルーチンタスクで制御する

外出時に補充を忘れてしまわないよう、補充タスクをルーチンタスクとして入れておくことが大切です。

例. 私の運用

私は毎朝必ず PC を触り、タスク管理ツールも触るという習慣があるので、そこに(ツール上のデイリータスクリストに)ルーチンタスクを入れておけば忘れません。以下のようなルーチンタスクを入れてます。

朝出かける前にやるもの:

  • ケータイにタスクを補充する(毎日)

これで外出先でもケータイに補充したタスクを見てタスク消化できます。

また、外出先で新しいタスク(特に「いつかやりたい」「そのうちやらないといけない」類のタスク)が発生することもありますので、これらをマスター側に補充する(逆補充)仕組みも入れています。といっても、タスク管理ツールに以下のルーチンタスクを入れているだけです。

帰ってきた後、寝る前にやるもの:

  • ケータイに書いたメモを読んで必要ならマスターに補充する(毎日)

こうしておくと、私は帰宅後、タスク管理ツールでデイリータスクリストの残りを消化していく最中に、外出先でケータイに書いたメモをレビューできます。

ポイント2. 外出先で出来そうなタスクを補充する

タスクを補充するといっても何でも補充すればいいわけではありません。極端な話、PC とネットが無いと出来ないタスクを補充しても無意味です。「その外出先に居る状態で出来ること」を補充しましょう。

例. 私の運用

私の場合、外出にはほぼ電車が絡むので「電車内で行えるタスク」を補充しています。簡単な考え事や計画を立てる系のタスク、あとは買い物系が多いですね。

※買い物系については、疲れててケータイに目を通さずぼーっとしてると見逃すことがあるので、課題ではあります……

おわりに

外出先にスマホ(もっというとネットに繋がったデバイス)がなくともタスク管理は行える、という例として 倉庫から補充する というアイデアを紹介してみました。

私の場合は「マスタータスクリストは PC で」「補充先はガラケー」でしたが、手段は問いません。どちらもアナログな手段(たとえば手帳や紙のノート)でも実現できます。

スマホが無くてもめげずにタスク管理しましょう。