ガラパゴスタ

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JSDAのシャッフルダンス練習会に参加したのでメモ

JSDA が主催するシャッフルダンス練習会に参加したので、当日の様子とか学んだこととかメモしとく。

想定する読者

  • ダンスラで遊んでいる or 遊んだばかりである
  • 池袋で遊んでいる or 遊んだことがある
  • 池袋に通える場所に住んでいる
  • 練習会がどういうものか気になっている
  • シャッフルダンスについて、ちゃんと学びたいと思っている

練習会について

基本情報

JSDA主催シャッフルダンス練習会in池袋 - TwiPla を参照

  • 日時:10月26日(土曜日)17時~20時
  • 場所:池袋スタジオピアーチェ

講師は JSDA(Japan Shuffle Dance Association) の三名。

申し込み方

TwiPla なので Twitter にログイン後、アプリ連携が必要。

イベント開催は Hboy さんや EXS さんのツイートなどで告知される。

過去の開催は?

Hboy_shuffleさんのマイページ - TwiPla より。

今年 6 月くらいから大体月一頻度くらいか。毎回 15~20 人くらいの、こじんまりとした感じみたい。

サマリー

具体的な過ごし方や学んだことは後述するとして、ここでは全体的な進み方とか雰囲気とか感想とかその辺をまとめる。

進行

  • 1 受付や着替えなど準備(10分)
  • 2 ウォームアップ: 全員で輪になって1分プランク(5分)
  • 3 自由時間 or 講習(150分)
  • 4 クールダウン: 全員で1分半ランニングマン耐久 + 輪になって1分プランク(5分)
  • 5 撤収(10分)

一年前に参加した時は「最初に自己紹介する」があったけど、今は無い。

「これで初対面の緊張どうやってほぐすの?」と思うけど、2 のウォームアップでほぐれる。みんなで一緒に筋トレして苦しむことは、スポーツ界隈などでもよく使われる「場をほぐす」常套手段だ。

ちなみにプランクについては この動画とか を参照。

全体的な雰囲気など

  • 参加者はダンスラ経験者・シャッフルダンス経験者が多い(今回はほぼ全員だったか?
  • 一年以上前からやってることだからか、割と界隈の顔なじみが多めな印象
  • 基本的に自由練習だが、初心者向けの講習も適宜やってくれる
    • 今回は僕含めて 3 人
    • EXS さんから「ランニングマンの種類」と「見栄え良くするコツ」を色々教わった
  • というか適宜講師に声かけたら丁寧に教えてくれるし、そもそもそういうスタンス

過ごし方に関する感想

  • 僕みたいな口下手でも過ごしやすい
    • 自己紹介とか感想言い合うとか参加者とペア組んで……みたいなことはない
    • 各自好き勝手やる感じなので、無理に雑談する的な重荷が無い
    • 講師陣がこまめにフォロー(話しかけてくれる)ので助かる
  • 時間たっぷり(三時間)なのでゆとりがある
    • むしろはしゃぎすぎるとバテるので休み多めにしないとキツイくらい
  • スタジオが快適
    • 広い
    • トイレがついてる

レポート

詳細を時系列で書き殴っていく。ただの日記なので、細かいところを知りたいのでなければ読み飛ばして問題無し。

あと時間はうろ覚えなので正確ではないかも。

15:30 池袋ラウンドワン到着

ダンスラの新・聖地とされている(?)池ラこと池袋ラウンドワン。

練習会まで時間があるので、この池ラで時間を潰すことに。相変わらず人が多く、ギャラリーもそこそこで、承認欲求を満たすにはもってこい。

16:20 移動開始

会場であるスタジオピアーチェに移動。

まずはコンビニで汗拭きシートとinゼリーを買う。練習は三時間あるわけで、たっぷり楽しみたいですからねぇ。清潔と補給は大事。

んで、高架下をひたすら北へ。徒歩 10 分はかかる感じ。

16:45 会場到着

少し早すぎたと思ったが、そばの公園を見ると、ブランコで講師三名が待機していた。カッコよさとお茶目さが内包した、妙に絵になる光景だった。

コミュ障の僕は気付かないふりをして、散歩で時間を潰す。

16:55 会場到着

今来たという風を装う。何人か集まっていた参加者と挨拶しつつ、運営モードに入っていた講師陣とも挨拶しつつ、スタジオの先客がまだ撤収してなかったのでしばし待つ。

17:05 会場入り

スタジオに入る。

会場スペック:

  • 20 人くらいでもゆとりがある広さ
    • 全員で踊ったり準備運動したりは全然よゆう
  • 鏡は一面のみ
  • トイレ付属(便意近いマンなのでありがたい
  • 自動販売機完備
    • 練習会ではフリードリンクなので要らないが

参加者もぼちぼち集まり始める。ダンスラ界隈もそうだが、時間にはあまりストイックではない(僕は意識高い系の住人なので 17 時ジャスト全員集合が当たり前だと思っており違和感が強い)。しかし、緩い催しだと思えば快適だ。途中参加、途中退室も OK だし。

僕も着替え始める。ジャージと半袖を持参していたので、それを。

それから思い思いが練習を開始。僕は「ランニングマンで有酸素運動したい」マンなので、ちまちまランニングマンしていた。

17:20 みんなウォーミングアップ開始

みんなで輪になってプランク耐久をする、というのが最近の定番らしい。

プランクとは こういうやつ。腕立て伏せ状態から肘をついて、体を地面と水平にして保つ。体幹に効く。

※耐久と言っても強制ではない。自分が耐えられるところまで耐えれば良く、別に 1 分保たなくても問題はない。

そういえば一年前にも練習会に参加したが、当時は「最初に自己紹介する」があった。今回は無い。では、どうやって打ち解けるのだろうと思っていたが、心配は無かった。みんなでプランクしただけで、場はほぐれる。そうなのだ、みんなで一緒にトレーニングして苦しめば、場をほぐれる。昔パルクールで学んだことだ(※1)。良い試みだと思う。

※1 余談だが パルクール練習会の例。屋外でみんなでトレーニングする感じ。あー、でも最近では有料の屋内練習会が多いのかな?

17:30 Hboy さんに質問

ダンス度外視の僕は、こんな質問をした。

「持久的なランニングマンがしたいんですが、コツとかってありますか?」

Hboy さんの回答はシンプルだった。

「ランニングしましょう」

純粋な基礎体力を鍛えるべし、と。……ですよね。Hboy さんも普段は走り込みもしているらしい。僕もそろそろ着手するべきかなぁと改めて思った。

17:45 講習開始

講師陣から「基礎から習いたい人います?」との質問。今回は参加者 12 人中、2 人が志願した、のが少し前。僕は志願せず、ランニングマン練習をしていた。

しかし Hboy さんと話していて、やはり基礎が欠けている(少なくとも自信を持って「基礎ありますよ」とは言えない)気がしたので、薦められたこともあり、参加することに。そういえば僕はダンスラ歴は長いが、よくよく考えてみればシャッフルダンスの基礎はちゃんと習ってない(中途半端な独学のみ)。

講師は EXS さん。

教わったことは以下のとおり。

  • 主なランニングマンのコツ
    • Rockers(いわゆる普通のランニングマン
    • MAS(迫力ランニングマン
    • Shapes(オサレランニングマン
  • 見栄えを良くするために必要なこと
    • 上半身のアップとダウン
    • 肩を動かすことの重要性
    • 音に合わせることの重要性
    • 練習方法
  • 参加者からの質問
    • リバースランニングマンのコツ
    • 踏み足がガニ股気味になる件の矯正方法

非常に濃い時間だった。直接習うと違うんだなぁと。動画見て一人で試行錯誤するより、何倍も何十倍も近道できている感じ。まあ、やり方わかったところで、ものにするためには練習を重ねないといけないんだけど。

僕は正直言えばダンスや上半身には興味が無いので、練習はしないだろう。それでもダンスの本質というか「見栄えが良い人のからくり」を知れたのは非常に興味深かった。忘れてしまう前に、残しておきたいと思った(この記事のモチベーション)。

18:40 Kevin さんと雑談

Kevin さんに声をかけていただき、少し喋った。

僕はダンスラでランニングマン縛りをするマンだということを話した。誰かに喋ったことはなかったから、とても楽しかった。周りが見えない早口オタクみたいになっていたかもしれない?申し訳ないです。

ちなみにダンスラで 2 分近くランニングマンを続けることは相当しんどいみたい。やはりそうか。他のプレイヤーを見ても、薄々そんな気はしていたが、こうして改めてうかがうと(彼らでもしんどいことに僕は挑んでいるとわかり)やる気が出る。出た。

18:50 黙々と練習する

僕は有酸素運動ランニングマンが好きなので、ひたすら小さなランニングマンをする。

鏡が一面しかないのが少し窮屈だったか。ずっと占有するわけにはいかない。適宜休憩をはさんだり、場所を譲ったり、はたまた空いてる場所に様子見しながら入っていったり、と結構空気読む感じで立ち回っていた……んだけど、これ、どう立ち回るのが正解なんだろ。

休憩中はフリードリンク(一画に設けられたペットボトルと紙コップ)で補給していた。スポーツドリンクと水。スポーツドリンク系は割とすぐに切れる。

19:00 他の人は何をしていたか

休憩中は観察というかぼーっと眺めたりもしていた。

他の人がやっていたのは、

  • AUS みたいにガンガン動いてる人
  • MAS でダンダン踏んでいる人
  • バレエの回転?みたいな動きしている人
  • ムーンウォークめっちゃ滑らかな人
  • 動画でたまに見る「上手い人のシェイプス」そのものな人
  • 体をウェーブみたいに動かすダンス?の練習してる人
  • スポンジボブの練習をしている人

十人十色なんだなぁ、と見ているだけでも楽しかった。

19:40 クールダウン

1分半のランニングマン耐久から。もしかして僕からインスパイアされたのだろうか。だとしたらこんなに嬉しいことはない。

曲は Small Steps。ダンスラのチュートリアル曲でお馴染み。普段ランニングマンしている僕としては「ぬるい」曲だが、それでも皆にとっては結構きつかったようだ。僕は有酸素運動を確立したいと思っているが、やはり厳しいかもしれない。

その後は1分プランク。練習後のプランクは有り体に言ってキツイが、みんなと一緒だと楽しいから不思議だ。

19:50 着替え

着替えて撤収。

お疲れ様でした。

当日学んだことのメモ

網羅性を重視して、備忘録的にひたすら書き殴る。

ランニングマンについて

MAS:

  • 振り上げは、サッカーボールを蹴るような感じ
  • 振り上げると、自然と膝が上がる
  • 下ろす時は重心を下げる感じ、椅子に座る感じ

Shapes:

  • 下ろす時はかかとから。かつ胸を張る(アップ)
  • 引く時に上体をかがめる(ダウン)
  • このスタイルだとダンスラの「ノーツ → ダウン」的な譜面が取れる
    • えいにゃやマンドレイクで見るようなやつ

Rockers:

  • くねくねさせる(下ろす足は、引いた足よりも外側に下ろす
  • くねくねは物理的に「そのままで立ち続けられない」姿勢だが、倒れるよりも前に次の足を出せば続く(その繰り返し)

音と合わせること

  • 音と動きがマッチした時にエモさが出る
  • 音と合わせるのは一朝一夕にはできない
    • 日常的に合わせる練習をする
    • まずは体揺らすだけとかでもいい
  • ランニングマン、Tステップと同じく、少しずつ継続的に慣れていく&積み上げていくしかない
    • 結局のところこれが一番の近道
  • 退屈?そんなもん。でもこれが一番の近道……
    • 音を聴いて楽しめればだいぶマシ、続きやすい
  • よく観察してみると、Hboy さんも EXS さんも、隙あらば何かしら音に合わせて動いてた
    • EXS さんは普段からずっと欠かさずやってると言っていた

アップとダウンについて

  • 要はリズムに合わせて上半身を動かすこと
  • 最初の一歩: その場で屈伸してリズム取る
    • 力を入れるんじゃなくて脱力する感じ
    • 慣れたらアクセントとして、アップ時に体曲げてみたり、肩を上げ下げしてみたり
    • バリエーションは無限、奥の深さも無限、深淵へようこそ……
  • ランニングマンについては、肩を動かして「身体全体を連動させる」のが大事
    • 下半身だけだと映えない(今の僕はもろにこれ
    • EXSさん曰く、肩は本当に大事(今まで意識したことすらなかったです……
  • 「なんか上手い」のカラクリは、ここに詰まっている
    • EXS さんが「1 全く動かさない例」「2 ちょっと動かした例」「3 ちゃんと動かした例」と三段階で見せてくれた
    • 1 は今の僕そのもの(全然映えないなこれ……
    • 3 は「なんか上手い」そのものだった

リバースランニングマンについて

  • 物理的に滑らないので、人力で「少し浮かして動かす」努力をするしかない
  • 最初はケンケンパーのごとくジャンプでもいいので、動き方を掴むと良いかも

踏み足がガニ股気味になる件の矯正方法

  • EXS さんが T ステップについて心がけていたこと「上げる足を内股気味に上げる」
    • するとガニ股みたいに横に広がらず、コンパクトな見た目になる
    • 上げた時の膝が、軸足の膝よりも外側に行くイメージか?

おわりに

久しぶりの参加であったが、こじんまりながらも有意義なひとときだった。

ダンスラは正直マンネリ化していたが、まだしばらく続けられそうだ。