タスク管理本『ルーチンタスクの底力』の一部内容を無料公開してみました
先日、タスク管理の本(電子書籍)を Kindle で出版しましたが、より親しんでいただくために、一部コンテンツ(全 11 章のうち最初の 3 章まで)を無料で公開してみました。
以下より閲覧できます。
以下、この本について雑多に書いておきます。
どんな本なの?
本書が目指しているもの
本書では以下の Before から After になることを目指しています。
- Before
- やることがたくさんあってやり忘れが起きている
- 「あれをして」「次はこれをして」と常に意識を占有されて忙しい
- After
- いつ、何をやればいいかは すべて「秘書」が教えてくれる
- やり忘れも起きないし、意識する手間もなくなる
- 秘書の言うことに従うだけでいい
Before/After をどうやって実現する?
秘書と書きましたが、実際に人を雇うわけではありません。実際はただの仕組みです。
一言で言うと ルーチンタスク管理 という仕組みです。
これはルーチン(繰り返し行われる)なタスク(やること)を、仕組みとして上手いこと管理・運用するというものです。小難しく聞こえますが、やっていることは単純で、
- 今日やるべきことを「今日やるリスト」に書き並べる
- 明日やるべきことは「明日やるリスト」に、明後日なら「明後日やるリスト」に書く
- 今日は、今日やるリストに書いたことだけ消化すればいい
これだけです。
つまり、頭の中であーだこーだと考えるのではなく、リスト(箇条書き)という形で外に出して、これを見ながら日々を回していきましょうというアプローチです。
本書の難易度
本書のカテゴリは自己啓発書・実用書になっていますが、内容は平易を心がけました。サラリーマンの方のみならず、私生活で苦しむ主婦の方から忙しい学校生活に苦戦する学生の方など、幅広くお読みいただけます。
ただし、解説自体は過不足無くお伝えするために、細かくなっていますので、内容も盛りだくさんです。新書一冊分くらいはあると思います。また、実際に身に付けていただくためのエクササイズなども用意しており、これに真面目に取り組むだけでも数時間くらいはかかります。
とはいえ、最初から全部取り入れることだけが正解ではないですから、まずは軽く読み流してみて、少しずつ試してみる……といった読み方でも良いと思います。
まとめ:
- 平易に書かれてはいると思う
- でもボリューム自体は多い
この無料公開コンテンツはどうやって公開しているか?
ウェブサイトなど技術的な話になります。
この無料公開コンテンツをどうやって整備して、公開しているかという話です。
GitHub Pages
結論を言うと、 GitHub Pages を使っています。
GitHub という「プログラムコードやドキュメントなどのテキストを管理するサービス」があるのですが、この一機能として「管理しているファイルをウェブサイトとして公開する」機能があります。これが GitHub Pages と呼ばれてます。手軽にウェブサイトを構築する手段として重宝されています。
たとえば僕のウェブサイト https://stakiran.github.io/stakiran/ もこの GitHub Pages でつくってますし、タスク管理界隈を例にすれば、佐々木正悟 公式サイト や Taskuma -- TaskChute for iPhone も GitHub Pages でつくられてますね。
GitHub Pages はどうやって使うの?
すいません、解説は割愛させてください。
GitHub Pages、というより GitHub はプログラマ向けサービスということもあって、利用のハードルは中々に高いです。親切にやるなら本一冊とかになるレベルですね……。言語も英語ですし。
しかしながら、無料で使えるウェブサイトスペースとして本当に使いやすい。
- 広告がない
- ローカル完結
- 煩雑で非効率的な画面を介さない
- 「ローカルでファイルを編集」「ローカルでアップロードコマンドを叩く」だけでアップロードできる
- 編集履歴が残る
といったメリットがあります。僕は職業柄使っていることもありますが、もう手放せませんねぇ……。
この本(電子書籍)はどうやって書いたの?
技術的な話になりますが、以下をご覧ください。
おわりに
言ってしまえば本記事は拙作の宣伝なのですが、せっかく書いたものは見てもらいたいので今回書いてみました。フィードバックなどお待ちしております!