バレットジャーナルをデジタルに実現するには?調べてみたし考えてみた
バレットジャーナルなアナログな手段だが、僕はアナログが嫌いなので、デジタルに実現する方法はないものかと調べてみた。ついでに考えてもみた。
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そもそもデジタル利用が想定されていないっぽいが……。
デジタルとアナログの両刀
バレットジャーナルを始め、デジタルが万能だと思い込んでいたことを知った|Minako Masubuchi / Artist
- 仕事は紙手帳、プライベートは iPad Pro
- リマインダーは iPhone で
- スケジュールは Google カレンダーで
- 紙に書けない時は、Slack とかのメモして、後でチェックしてバレットジャーナルに
- habit tracker という言葉は初耳
- habit ごとに 1-31 まで領域作って、habit できたら丸つける(オリジナルの概念かな?)
- デジタルの弊害
- 素早く書けるので、書く内容一つ一つをじっくり意識できない
アウトライナー
Dynalistでのバレットジャーナルのやり方 - ごりゅご.com
- アウトライナーで日付単位で書いたら、もうバレットジャーナルでしょ
- 絵文字を使って視認性高めると楽しいし見やすい
どういうことを記録するかってのは圧倒的に「好み」
- タスク管理みたいに「やることを書いといて、それを終了する」ではなく 「やったことを書く」 感じ
1日分書くだけで15分以上かかる場合もある
デジタルで手間を減らして「ぽいやつ」を実現してみると、これがもうホントにめちゃめちゃ楽しい。
- 手書きだとインデックスや転記の手間が大きい
- デジタルだとそこを減らせる、でも完全再現にはならないので「っぽいやつ」
- 愚直に実現していっている
- アウトライナーだと長大になってもたためるので視認性が強い
- インデックスは「すべての記述にアクセス」でなくてもいい、もっと厳選していい
アナログなデジタル
電子ペーパー。
一生分のメモがとれる「電子ペーパー」誕生。バレットジャーナルに最適かも - ライフハッカー[日本版]
使用可能な領域は約11GB、保存可能なPDFのファイル数は約1万……価格はオープンで、A4が8万6200円(※7万4800円)、A5が7万5500円(※4万9800円)
- 値段は使いやすければ問題無い
- PDF オンリーは微妙、プレーンテキストが良い
- PC と連携するにはどうしたら?
- そもそも PC と連携しようという発想がダメなのだろうか?
- バレットジャーナルは「一冊」で完結すべきな概念な気がする
実現アイデアを考える
ものづくりが好きなので、とりあえずデジタルに仕組みを自製できないか考えてみた。
ブログ
そもそもはてなブログなどのブログサービスで完結できる気がしてきた。
カレンダー等の表現力には欠けるが、少なくとも 日単位の記録 の他、以下がある。
- アーカイブ(月単位で読み返す)
- カテゴリー
- 検索
- サイドバーや固定ページにリンクを張ればインデックスもつくれる
- プライベートモードも可
- Markdown でも書ける(のでエンジニアにはありがたい)
テキストファイルのみで実現
フリーソフトをバリバリ使う程度のリテラシーがあれば実現できそう。
- 基本的には yyyymm.txt をつくるイメージ
- テキストエディタの検索機能を使えばファイル内も横断しやすい
- grep でファイル横断検索
- fenrir などプログラムランチャーを使えばファイル名検索で指定ファイルに届く
でもカレンダーなど「テキストを書く」を超えた部分が弱い。無論、 カレンダーツール も存在するが、オンラインソフトは正直オワコンであり、素直にクラウドを使った方が使いやすい。
ちなみにカレンダーについては テキストで頑張れないこともないが、フリーソフトよりさらにハードルが高くなる。
おわりに
デジタルにバレットジャーナルを実現する手段を調べ、また自分でも考えてみた。
所感:
- Daily など毎日書く手段は割とどうにでもなる
- たとえば「単にブログで書く」だけでも良いところまでいけるかも
- カレンダーやインデックスなど、「単に書く」以上の部分をどうやって実現するか
- 素直にクラウドが使いやすい気がする
- でもバレットジャーナルってどうも 使い込んでいくうちに細かい部分で肌に合う・合わないが出てきて、これがクリティカルになる 感じに見えるので、うじうじ考えずさっさと始めてみるのが大切なのかも