ミニマリストは買い物で買う「モノ」と「かかる時間」はどうやって減らすのか
買い物でたくさんモノを買っちゃったり、買い物に時間がかかったりするのは悩みの種ですが、ミニマリストさんはどうしているのでしょうか。
色々と調べてみました。僕の実体験も交えてまとめます。
結論
まず結論を言うと、モノについては 基本的に減らすが、本当に欲しいものは遠慮なく買う です。
時間については 時間にゆとりがあるなら気にする必要がない(余裕があるので無頓着でいられる)が、ゆとりが無いなら減らす場合もある です。
以下、詳しく見ていきましょう。
必要なものだけ買う
ミニマリストの筆子さんは 所持品リストをつくる ことを提案しています。
所持品リストをつくれば、持っているモノが可視化されるので すでに持っているモノを誤って買ってしまうことがなくなる のだそう。
もう一つ、自炊の話ですが、ミニマリストのよりこさんは 一週間分の献立をつくっておき、これに必要なモノだけを週一ペースで買う ことを提案しています。
なるほど、「献立に必要なモノだけ買う」となれば、たしかに無駄な買い物はなくなります。
要するに 先に必要なものを洗い出しておいて、それだけを買う というアプローチにより余計なモノを買わずに済むということです。
リストの活用は、個人的にもおすすめできます。僕は買い物に出かける時に、部屋全体を見て回って「何を買うかを全部リスト化」した後、出かけるのですが、おかげで無駄な買い物は一切しません。
本当に好きなモノだけを買う
ミニマリストのしぶさんの本「手ぶらで生きる。」でも、本当に好きなモノだけを買う点が強調されています。
たとえば、しぶさんは「服を全部同じにして選択コストを減らす」ことをしています。しかし、Apple の故ジョブズや Facebook のザッカーバーグのように服に無頓着なわけではない……。でも問題ないんです。「本当に好きな服」だからこそ、無頓着でなくとも耐えられる。むしろ、これ以外の服に目を向ける必要など無いわけで、まさにミニマム。
「本当に好きなモノ」さえあれば満足できるんですね。
逆に、さして好きでもないモノを買うとどうなるか。
ミニマリストの ranmaru さんは 妥協して買うと、後で目移りするから出費が増える、モノも増える と書いていますが、彼女も本当に好きなモノだけを買うようにして解放されたとのことです。
羨ましい限り。僕はまだ「本当に好きなモノ」に出会っておらず、実際出費やストックも多い……。出会いたいものですね。
毎日買う
これもしぶさんの話ですが、しぶさんは 毎日買い物をしているそうです。そもそも冷蔵庫が無くてストックができないんですね。
これはもっと言えば 毎日買い物をすればストックなど不要 とも言えます。毎日必要なものを買えばいいわけですからね。
ただし、これは 時間に余裕のある人にのみ許された特権 です。しぶさんは職業ミニマリストで、鶏ガラスープを何時間も煮込んだりもするほどゆとりがあるので可能なわけです。
逆に時間がない、たとえば僕のような会社員には少々厳しいものがあります。前述のよりこさんも、派遣 OL さんなのですが 「週一で宅配」というレベルで買い物時間を削減しています。
ちなみに僕も週一で買い物してます。YouTube でも喋ってみました。
おわりに
まとめます。
ミニマリストは買い物で買う「モノ」と「かかる時間」はどうやって減らすのか。
まずモノについては、買いすぎないために以下二点を意識します。
- リスト化や献立化などを行い、必要なものだけ買う
- 本当に好きなものだけを買う
次に時間については、時間にゆとりがあるかどうかで分かれます。
- 職業ミニマリストのようにゆとりがある → そもそも買い物にかかる時間は気にする必要がない
- リーマンや OL のようにゆとりがない → 頻度を減らしたり宅配を使ったりして買い物時間を減らす