ミニマリズムのコツはエネルギー消費の多い行動を手放すこと
ミニマリストさんみたいにミニマムになれたら生活が楽なのになー、と憧れて、ミニマリズムを取り入れていますが、なかなか近づけません。
最近になって、なぜ近づけないのか、その答えが一つわかりました。
ミニマムなミニマリストさんって エネルギー消費が少ない んですよね。一方で僕は多い。
「なぜか近づけない」と悩んでるあなたも僕と同じかもしれません。
最初に結論
最初に三行で要約しておきます。
- エネルギー消費の多い生活をしていると、そもそも生活コスト(主にお金)がかかります
- ミニマリストさんは、そもそもエネルギー消費の少ない生活(仕事、趣味、生活習慣)をしています
- ミニマリストに近づきたいなら、エネルギー消費の多い行動は手放しましょう
以下、詳細を見ていきます。
エネルギーとは
エネルギーとは、ここでは 脳力(頭の体力)と体力 のことです。
脳力は知的活動で使います。(受験や資格レベルの)勉強、プログラミング、物語の執筆、ビジネスの企画、チェスや囲碁などの知的スポーツなどがあります。
体力はスポーツ、特に有酸素運動で使います。ランニング、サイクリング、(数分以上持続させる)ダンスやエクササイズ、水泳などがあります。
エネルギーが必要な生活=生活コストが高い
エネルギーが必要な生活は、イコール 生活コストが高い ことを意味します。
というのも、エネルギーの補給には飲食物が必要ですし、専用の道具や場所も必要ですし、有酸素運動では服も余分に必要です。
僕の場合はどうか
僕はエネルギー消費の多い人種です。
- 知的活動めちゃくちゃしてる
- 仕事は IT エンジニアとして日々ウンウンうなりながらプログラムと文書書いてる
- プライベートでもプログラムや文書書いてる
- 小説書く、ブログ書く、電子書籍書く、めちゃ書いてる
- 運動もまあまあしてる
- ダンスラというダンスゲーム(2分間動きっぱなし x3~20セット)
- たまにダンスの外練(筋肉痛になるまで動かす、週に1~2回、1~2時間)
カロリーで言えば 一日 3000kcal 採らないと保たない 感じです。一日三食でも足りなくて、間食もほぼ毎日してます。
ミニマリストさんはどうか
一方、ミニマリストさんはエネルギー消費が少ないです。
知的活動もしていませんし、運動もしていません。
そのおかげで 一日一食で済むケースもままあります し、二食で済ます(特に朝を食べない)人も多いです。
いくつか例を挙げると:
- しぶさんは1日1食で有名 ですよね
- 地味変さんは朝はコーヒーのみ のようです
- ……
エネルギー消費が多いと何が増えるか
エネルギー消費の多い僕が依存しているものを挙げます。これらは消費の多い僕だから必要なのであって、そもそも消費の少ない生活をしている人にとっては全く不要となる ものです。
- 一日三食、3000kcal レベルの食事
- スポーツドリンク(運動時)
- 下着と運動着(運動時)
- ディスプレイ二枚(知的活動時、特にプログラミング) ★
- 高級キーボード(一日一万文字は打つので……) ★
- テーブル(パソコンとディスプレイを床置きするわけにはいきません) ★
- 通信無制限の有線回線(一日何十とググることも珍しくない) ★
- ……
※ ★は「無くても活動できないことはないが、脳力を効率的に使えないため事実上必要なもの」です。
色々依存しちゃってますよね……。
仮に僕がプログラミングと運動をやめたら、上記はほぼ全部無くても済んじゃいます。
エネルギー消費の多い生活をしているからこそ依存も多い、ということなんですね。
ここまでを踏まえて、言えること
ミニマリストになりたい、でもなかなか近づけないという方。
あなたの生活がそもそも「エネルギー消費の多い生活」になってないか?
という点をチェックしてみてください。
ポイントは 知的活動 と 運動 の二つです。これらを減らせば減らすほど、エネルギーのための活動や道具も無くて済みますから、ミニマムになれます。
おわりに
ミニマリストに近づきたいなら「エネルギー消費の多いことを取り除く」という話をしました。
……まあ簡単にやめられるのなら苦労はしないんですけどね。それでも、変えていかないとミニマムにはなれないので、少しずつでも変えていく必要があります。僕も頑張りたい。
p.s. 一つ断っておきますが、僕は「ミニマリストさんは知的活動をしていない」「ミニマリストは知的でない」といった主張をしているわけではありません。