不発タスク
不定期なタスクを確実に処理するにはルーチンタスクを使いますが、その際、不発という概念が出現します。この不発について取り上げます。
不発タスク?
不発タスクとは、
- 「不定期なイベント」を確実に消化するために設けたルーチンタスクが、
- 当該イベントが発生しなかったがゆえに不発に終わった
そのようなタスクを指します。
言葉だとわかりづらいので例を出します。
例: 新刊を買いたい
7/1 に新刊が発売されるとします。早く買いたいので、6/30 現時点で、以下のルーチンタスクを(7/1のタスクとして)登録しておきます。
- タスク名: 「新刊を買う」
- 定期設定: 「毎日」
- 実施日時: 7/1
この場合、ツール上では 7/1 になると「新刊を買う」タスクが出てきます。これに従い、買いに行きます。発売されてたらめでたしですが、発売されてなかった場合はどうなるでしょう?
※ちなみに、この時の「新刊を買う」タスクを不発タスクと言います。
答えは 翌日に繰り越される ですね。また明日、つまりは 7/2 に試せば OK です。新刊が発売されるまで、一日一回試すというペースになります。
不発タスクの繰り越し方(次の日付の設定の仕方)
二種類あります。
1: n日で固定
上記例では毎日(n=1)でしたが、n日毎に繰り返すというものです。
メリット:
- 機械的で、設定が楽
デメリット:
- (特に n が短い場合は)何度も不発すると煩わしい
2: 不発時に毎回設定
不発した時に「じゃあ次は何日後に繰り返すのか」を指定する、というものです。
メリット:
- n日固定よりも頻度を減らせる
デメリット:
- 不発時にその都度 n を設定するのが煩わしい
不発タスクをどうやって操作するか
これも二つあります。
1: デイリータスクリストの中で
デイリータスクリスト中のルーチンタスクとして処理する方法です。
2: デイリータスクリスト以外のメモ欄で
下記シゴタノ!さんの記事で紹介してあった方法ですが、
- セクション未設定のタスク(メモ欄として機能する)に、不発になりやすいタスクをリストアップしておく
- 毎日一回、そこをチェック&必要ならパラメータの n を更新
というものです。
このやり方だと、n の更新方法は上記の「不発時に毎回設定」と同じになりますね。