一月前につくったコンテキストの運用を振り返り
約一月前にこんな記事を書きました。
タスク管理で使う「コンテキスト」の設計方法を実例ベースで紹介してみる - タスク管理に恋してる
GTD などを学んだ後に、実際にコンテキストをつくってみたという話です。「後日、運用してみた感想を書く」と宣言していましたが、タスク管理に予定として入れていたおかげで、忘れることなく今こうして取り組めています。完全に忘れていましたね。いやはやタスク管理は偉大です。
前置きはこのくらいにして、振り返ってみます。
一月前につくったコンテキスト
以下のとおりです。
- 頭
- @high 頭働く時じゃないとできない
- @low 頭働かない時でもできる
- 好み
- @fun 楽しいこと(クリエイティブなこととか)
- @bore 楽しくないこと、退屈なこと(雑務や単調作業など)
- 場所
- @home 自宅で行えるもの
- @comp 会社&自席&忙しくない時にできるもの
- 空き時間
- @10 10分も時間取れない
- @30 30分くらいなら時間取れる
- @60 1時間以上は時間取れる
- よくやること
- @nonet ネットが要らないもの
- @buy 買い物
- @find 調べる系(ニュアンスは survey ですが打ちづらいので find にしてます)
- @sns 自アカウントの各種通知確認や TL 確認など
コンディションや好き嫌いなども含めているように、「コンテキスト」の意味を広く捉えていますね。ちなみにコンテキストは (GTD でいうところの)プロジェクトに付与している という運用にしてます。やりたかったのが、プロジェクトリストを効率的に眺める(今できるプロジェクトだけを表示する)だったからです。
さて、運用はどうだったのでしょうか。
今日時点のコンテキスト
以下のとおりです。
- @10 10分くらいで終わる
- @30 30分くらいならで終わる
- @60 1時間以上はかかる
- @brain 頭働く時じゃないとできない
- @buy 買い物
- @find 調べる系(ニュアンスは survey ですが打ちづらいので find に)
めちゃくちゃ減りましたね。とりあえずわかったのは よほど自分のライフスタイルと思考にマッチしたキーワードでないと、まず覚えられない(使えない) ことです。私の場合、すぐに馴染んだのは以下三つだけでした。
- @brain: クリエイティブなもの(疲れてる時にテキトーにやりたくない or やってもどうせできないもの)
- @buy: 買い物
- @find: 調べもの(特にネットで簡単に調べる系)
あと時間については、以下のように 記入場所を変えることでコンテキストを分けてます。私はプロジェクトをテキストで書いているので、実は「コンテキスト XXXX のプロジェクトだけ表示させる」ことが苦手なんですよね。まあ Grep すればできるんですが、そのひと手間が面倒くさいことも。記入場所をこうして分けているだけなら、私の場合、秀丸エディタのアウトライン機能で一発で飛べるので、手間はほぼゼロです。
# 1000m(プロジェクト) ## @10 - 10分以内に終わるプロジェクト - ... ## @30 - 30分くらいで終わりそうなプロジェクト - ... ## @60 - 60分はかかるプロジェクト - ...
おわりに
まとめ:
- 自分に合ったコンテキスト(キーワード)でないと馴染んでくれない(すぐ忘れる)
- 馴染まないコンテキストは無理して使わず、削除してしまう
- 記入場所を変えることでもコンテキストは表現できる
- 特に「かかりそうな時間」で分けると便利