TaskChute のプロトタイプネタが面白い
TaskChute ファンにはたまらない(?)マニアックネタを見つけてしまいました。シゴタノ!さんの記事 TaskChuteのプロトタイプとなるデイリータスクリストは実績時間の入力が独特だった です。
以下、感想を雑多に。
1998年!
TaskChuteの開発を始める1年半前のこと(1998年8月6日(木)に着手)
1998年!歴史の古さを感じさせます。
ガントチャート
当時のデイリータスクリストは、デイリーなガントチャートと言えそうですね。
各タスクを何時頃に何分かけて実行したのかが一目でわかるので、上司にも受けが良かったです。
やはり管理職はガントチャートが好きなんでしょうかね。私も上司用にガントチャートを引いたことがあります。
ですが Excel 製のガントチャートは、記事でもご指摘のとおりタスクを手軽に編集(特に行の増減や並び替えが絡む操作)出来ないのが痛いんですよね。デイリータスクリストは(職場や仕事にもよりますが)どちらかといえばオープンリストだと思います。手軽に編集できないとキツイです。
これを TaskChute では「ショートカットキーで行の追加や削除をワンタッチに行える」「ソート文字を制御してソートするだけで並び替えできる」という二つのアイデアで解決しています。特に後者は、タスク管理界隈の歴史に刻まれてもいいほどのアイデアだと私は思います。 Tritask もこのアイデア無しには誕生しませんでした。このアイデアに出会えたことは、私の「人生史上出会って良かったランキング」ベスト5に入ります。
……と、話が逸れてきましたね。まあ雑談回ということでここは一つ。
あなたならどんな方法で実現しますか?
#Excelに自信のあるあなたならどんな方法で実現しますか?
自信はないですが、私は以下が思い浮かびました。
- len 関数でハイフン列の長さを求める
ただ、len 関数は a1:a10 みたいに範囲をまたげないので、ハイフン入力欄が n 個あったら、式が len(a1) + len(a2) + ...
みたいに n 個並ぶことになります。スマートじゃありませんね。一応本職はエンジニアなのに(苦笑)。Excel や VBA は知らないんです、と言い訳しておきます。
スペースを明示するのにアンダースコアを使う
「___-」は、スペースキーを3回押してからハイフンを1回押すなど、必ず4文字分の入力が必要)
スペースを明示するのにアンダースコアを使うのは良いアイデアだと思いました。パクりたいと思います。
--
← こっちよりも__--
← こっちが見やすいですよね
終わりに
こういう製作裏話は本当に好物です。他のタスク管理ツールの作者さんの話も知りたいですねー。
ちなみに私は Tritask というタスク管理ツールを製作しております。