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タスク分類時は「ワンプレイス」ルールを課すと優柔不断さが無くなる

タイムクラウドAika Nukii さんが アイアイ式優先順位策定モデル というタスク分類方法を紹介していますが、ここにもワンプレイスルールが適用されています。該当部分を引用します。

「即効力(IMPACT)」と「影響力(INFLUENCE)」を5段階中どこに当てはまるのか考えながら付箋を貼っていきます。ここで大切なのが、「一つのマスには一つのタスクしか貼ることができない」ということ。同じマスに複数のタスクが入ってきたら、どちらがそのマスを占有するかの検討が必要です。

一つのマスには一つのタスクしか貼れない、という点です。これはワンプレイスルールの具体例です。

ワンプレイスルールとは

ワンプレイスとは One-Place という名の通り、タスクの分類作業(※1)において 分類先には「一つの」タスクしか置けない とするルールのことです。

※1 各分類先にタスクを一つだけ配置するのが望ましいようなケースを想定します。冒頭のアイアイ式もその一つです。

こうすることで一つの分類先に複数のタスクが混在することを防ぎます。このような混在はしばしば 選択の余地 を生み、スムーズなタスク処理を阻害します。これを防ぐために「一つのタスクしか置けない」というルールをとにかく課してしまいます。

ワンプレイスルールに従って分類する時は「タスクAとタスクB、どっちを置こうかな」と迷うシーンが生じますが、ここは「えいや」でいいのです。元々混在が発生するということは、曖昧さがあるということですから、そのままにしておくよりも、 とりあえずテキトーに決めてしまう ことで曖昧さを いったんなくす ことができます。