タスク管理における「セクション(時間帯)」の意義やコンセプトを調べてみた
TaskChute で使われているセクション(時間帯)という概念。これの意義やコンセプトを実はよく知らないので、調べてみました。
TaskChute
TaskChute スタートアップガイド.pdf を眺めてみました。
- セクションとは「時間帯」の意
- TaskChute は最大 12 セクションをサポート → 最低でも2時間単位
- 節内ソート
- 四桁の番号
- 節単位で並び順をコントロール
- 実装としては
(節) (節内ソート)
というフォーマット
- ルーチンタスクを常に指定したセクションに配置する
シゴタノ!
シゴタノ!さんの 一日の過ごし方を時間帯ごとにきちんと決めるとうまくいく を読みました。
人は時間帯ごとに最適な仕事が違うので、そこを考慮してタスク管理しようという話です。たとえば一般的に
- (1) 午前はクリエイティブな仕事
- (3) 午後は頭を使わずに済む仕事
が言えますので、時間帯を午前と午後で二分して、午前にはクリエイティブなタスク、午後にはそれ以外のタスクやルーチンワークを放り込む、ということをします。そうすると、時間帯を考慮せずに 1 と 2 をごちゃまぜにしたデイリータスクリストよりも仕事が捗るはずです。
一つ引用します。
1の「意味のある単位」とは、明らかに直前の時間帯とは異なる気分、あるいは心持ち、あるいは疲労度が感じられるときにそこで区切られた結果生じるものです。
この単位こそがセクションです。どのセクションの時に自分の状態がどうなのか、は人それぞれなので、自分でよくよく調べる必要があります。
TaskChute Cloud
ヘルプ - TaskChute Cloud に「セクションとはなんですか?」という項があります。
セクションは1日を意味のある単位で区切ることでタスクの実行計画を立てやすくするための機能
言及先の記事 TaskChute初心者向け設定~TaskChute2を使い初めたら決めておきたいセクション設定のしかたと推奨設定~ | jMatsuzaki もありますが、言っていることは同じで、タスクリストを作りやすくするために、24時間x1本 → 2時間x12本 のように細分化しましょう、という話です。
たすくま
たすくまの非公式マニュアルにもセクションの記述があります。「セクション設定の変更」の項です。セクション設定(各セクションの範囲)を変更した時の挙動についてまとめてあります。引用しておくと、
例えば、「7〜9時、9〜11時、11〜13時...」というセクション構成を「7〜8時、8〜9時、9〜10時...」という風に変更した場合、「7〜9時」のセクションのタスクは「7〜8時」のセクションに、「9〜11時」のセクションのタスクは「9〜10時」のセクションに変更されることになります。
いつでも スタオバ!!!
タスク管理でセクションを活用するワケ – いつでも スタオバ!!! を読みました。
自分にとって最適なセクションを調べる際の具体例が紹介されています。
「重要なプロジェクトについてじっくり考えたい場合は始業前の誰も声をかけてこない7時-9時にやろう」、「メールチェックはお昼ご飯後の少し眠い13時-15時にやろう」