ブラウザから無料&登録無しで使えるタスク管理ツール todochute を公開しました
「タスク管理」と聞くと皆さんは何を思い浮かべますか?僕は「自分が抱えるタスクを」「一行一タスクで並べて」「上手いことメンテする」といったイメージを浮かべます。
具体的なツールとして todo.txt や TaskChute がありますが、todo.txt はシンプルすぎて管理能力が弱い、TaskChute はルールが多すぎて柔軟性に欠ける、でどちらも一長一短です。どうしたものかと考えて、両方を組み合わせてみたらどうだろう?とふと思ったので、形にしてみました。
名前は安直ですが、todo.txt + taskchute = todochute ということで todochute にしてみました。
とりあえず使ってみたい
公開サイトは以下になります。
PC からの利用を想定してます。スマホからは使えません。
その他使い方などは全部上記サイトに書いてます。
概要説明
上記サイトにも書いていますが、こちらにも。todochute の概要を 3行、5行、2行で説明します。
3 行で全般情報を
- テキストベースのシンプルなタスク管理ツールです
- ブラウザから使います
- 無料で使えます、登録も要りません、動作も軽いです
5 行でイメージを
- 一行一タスクで記述します
- Alt+A でタスク追加、Shift+Enter でタスク終了、その他優先度やタグを付けることができます
- Alt+S でソートを行います。良い感じに並んでくれるので並び順に悩む必要はありません
- データはローカルストレージに保存されます
- 詳しいショートカットキーはツール画面下部のヘルプテキストをご覧ください
2 行で元ネタを
- タスクのフォーマットは todo.txt を元にしています
- ソートして並べるアイデアは TaskChute を元にしています
Love to todochute
ここからは todochute のコンセプトやら、込めた想いやら、そもそも僕の「タスク管理」に対する認識やら、そのあたりのことを雑多に書きなぐります。
タスク管理は執筆やプログラミングみたいなもの
タスク管理って執筆やプログラミングみたいにバリバリ書くもの だと思うんですよ。
あーでもない、こーでもない、あーこれはこっちだね、それはそっちだね、これは要らないから消そう、これはあとでやるからいったんあっちへ……みたいに、タスクを書きなぐりつつ、並び替えつつ、中身を変えつつ、と手を動かしながらバリバリ書いていくイメージです。
賢い人は頭でやればいい、僕はそうじゃないから外に出す
たぶん賢い人は、頭の中で処理できるんだと思います。
小説書く人もそうですよね。賢い人は紙とペンでも書けます。それって頭の中でぐるぐる処理して、全部整えてから紙に書いているんですよね。
でも賢くない人はそれができない。頭の処理能力がそんなに高くないから。じゃあどうするのかというと、タイピングなどで文章をいったん外に出す んです。外に出せば、覚える必要がない。その都度、読みながら整理したり、修正したりできます。処理能力(特に記憶と想起の要領)が乏しくても、やり方を工夫すればなんとかなる。
実際、僕は 10 万文字以上の小説を書くことができました(恥ずかしい作品なので紹介しません 苦笑)。タイピングのおかげです。もしこれが昔で、PC のない時代だったら、僕は創作という趣味を捨ててます。今の時代に生まれて良かったと思いますね。
話を戻します。 タスク管理も同じで、頭の中で処理できる人はそれでいいんです。でも、そうじゃない人もいる。残念ながら僕もそうでした。マルチタスクなんて無理ですし、昨日のご飯も思い出せないくらい覚える(思い出す?)のも絶望的ですし、自炊を挫折する程度には要領も無い。
そんな僕が少しでも要領良く生きるためにはどうしたらいいかというと、やはり外に出す しかないんですよね。GTD もそうですが、とにかく「自分の状況」と「頭の中にあるもの」を全部外に出す。出せば、それを見ながら修正やら整理やらできます。見ればわかる。覚える必要がない。頭の処理能力がしょぼくてもできます。
でも既存のタスク管理ツールは重い
ということは、タスク管理においても バリバリ文章(タスク)を書けること が重要です。……が、残念ながら既存のタスク管理ツールはこれを満たしていない。
リッチなツールだと
- タスク一件を追加するために別画面やらフォームやらを操作させる
- 動作が重たい
で論外です。これはたとえるなら、バリバリテキストを書きたいのに Word を使うようなものです。確かに高機能なんでしょうが、フットワークが重すぎてバリバリ書けないんですよ(逆を言えば Word でバリバリ書ける人は「頭の処理能力が高い」側の人です)。もっと軽さが欲しい。
ならばと「テキストファイルにフリーフォーマットで書き殴ればいいじゃん」と考えて、試してみますが、これはこれでうまくいきません。
- タスクの操作(開始、終了、実行日の変更など)が面倒くさすぎる
- 全部手で書かないといけないですからね
- 特に日付系。2019/03/31 ← これを毎回入力するのはしんどすぎます
そうなると、残る手段は一つしかない。
「テキストファイルにフリーフォーマットで書き殴る」 ← これくらいの軽さと自由さは残しつつ、タスク管理に必要な機能を適宜付与させる
というアプローチです。
最初につくったのが Tritask
それで僕が最初につくったのが Tritask です。
秀丸エディタマクロ + Python という、誰得なツールなのですが、ともあれ僕が考えるタスク管理をほぼ実現できるようになりました。
どんな感じのツールなのかは、以下あたりを見てもらえれば。
どうせならもっと広めたい
自分のタスク管理についてはいったん解決、ということでめでたしめでたしなのですが、 どうせならもっと広めたい と思うようになりました。理由は二つです。
- 1: 承認欲求を満たしたいから
- 2: 注目を集めて、需要も開拓して、将来的にキャリアにつなげたいから
承認欲求はおいといて、2: は結構切実です。
僕は豆腐メンタルで、会社員としてつまらない仕事をこなす生活は無理なので、自分の向いてることや好きなことで食っていきたいと思ってます。が、現状何の成果も出てない。とりあえずアピールが足りてないことはわかっているので、まずは色々とアピールしてみようと思いました。このブログもそうですし、この記事もそうですね。
最初は前述の Tritask をアピールしてたんですが、これは明らかにオレオレすぎて万人向けではないので、もうちょっとライトなタスク管理ツールがあればどうだろうと考えました。それで生まれたのが todochute ですね。
つまり「私はタスク管理が得意です」というキャラを狙ってます。
おわりに
中盤以降はとりとめのない駄文になってしまいましたが、todochute というタスク管理ツールについて紹介してみました。