Twitter のメールアドレス verify@twitter.com から届く「Twitterへの新規ログインがありました」は、ただのログイン通知です
最近 Twitter の公式メールアドレス verify@twitter.com から「Twitterへの新規ログインがありました」というメールが何度も届きます。最初はビックリしたものですが、別に慌てる必要はありません。あなたがログインしたことをお知らせする「ただの通知」です。
- ログイン通知?
- なぜログイン通知をするの?
- なんでそんなお節介を焼くの?
- 無効化できないの?
- 「Twitterへの新規ログインがありました」メールを受け取ったらどうする?
- (付録) 「Twitterへの新規ログインがありました」メール本文
- おわりに
ログイン通知?
「Twitterへの新規ログインがありました」メールは、いわゆるログイン通知です。
Twitter さんが 親切に「何時何分、このエリアからこの端末を使ったログインがありましたよ」と教えてくれている のです。
これはあなたがログインする度に通知されます。僕みたいに毎回ログアウトしている場合は、Twitter を使う(ログインする)度に通知されるので結構うっとうしいです。
逆に、普段はログイン状態を保存している人は、滅多に受け取らないと思いますが、何かのタイミングでログアウトして、またログインした場合などは、やはりこのメールが届きます。ビックリしますよね。
なぜログイン通知をするの?
それは もし第三者による不正アクセスがあった場合に気付ける からです。
なんでそんなお節介を焼くの?
それは 不正アクセスが日常茶飯事 だからです。
昨今、スマホによってインターネット利用者は爆発的に増えてきましたが、セキュリティ意識の低い人も多数いらっしゃいます。パスワードをある程度強力にしないとクラックされる……なんてことを知らない方もいるでしょう。悪い人から見たら絶好のカモなわけです。
どころか、詳しい人でもうっかり被害に遭うケースもあります。巧妙ですからね。怖い世の中になったものです。
そういうわけで「何かあった時にすぐ気付ける仕組みを入れるべきでは?」という動きが活性化して、Twitter も取り入れました。その一つが「Twitterへの新規ログインがありました」というログイン通知です。
つまり、
Twitterさん「あんたのアカウントへのログインがある度に全部知らせるぜ!全部チェックしろよな!もしかしたらあんた以外が仕業のログインもあるかもしれないんだからよ!」
ということです。
無効化できないの?
ログイン通知はうざったい機能ですが、残念ながら無効にはできません。
逆を言うと、無効化する手段を用意していないほど、この機能がセキュリティ的に重要であるとも言えます。そういう世の中なんですよ。ええ。怖いですね。
「Twitterへの新規ログインがありました」メールを受け取ったらどうする?
解説ばかり書いても仕方ないので、対処手順も紹介しておきます。
「Twitterへの新規ログインがありました」メールを受け取ったらどうするか。
以下のような手順に従ってください。
- 1: 当該メールの受信日時を確認する
- 2: 必要ならメールを開いて「端末」や「場所」も確認する
- 3: 身に覚えがあるかどうか(自分によるログインか)を判断する
- ケース1: もし覚えがあるなら、そのメールは消しましょう
- ケース2: もし覚えがないなら、何者かがログインした可能性があります
PCメールの例ですが、受信日時は以下のとおり。
端末と場所は以下のとおり。
上記手順を、すべての「Twitterへの新規ログインがありました」メールに対して行えばヨシです。ケース 2 の不正ログインが起きた時は怖いですが、気付かなかったよりはマシです。対処しましょう。
※長くなるので対処法については述べません。適当に調べてください。
(付録) 「Twitterへの新規ログインがありました」メール本文
参考までに、私がいつも受信するメールを載せておきます。たぶん他の方も同じだと思います。
Twitter ご利用中のTwitterアカウント(@XXXXXXXX)へのログインがありましたのでお知らせします。 端末: Firefox on Windows 場所: 東京 XXXX区 *場所はログイン時のIPアドレスに基づいて推定されています。 ご自身で行った場合 ご確認をありがとうございます。引き続きTwitterをご利用ください。 心当りがない場合 第三者によるアカウント乗っ取りの可能性があります。 安全のため、パスワードをリセットしてください。
ちなみに、身の覚えがあるかどうかを判断する場合は 受信日時 と 端末 を見ましょう。
場所はアテにならない ので参考程度で良いです。なぜアテにならないかというと、「場所」とは今あなたがいる場所ではなく、回線業者の本拠地や施設などの場所を指すことが多いからです。
おわりに
以上、初めて見たらビビってしまう「Twitterへの新規ログインがありました」メールについてでした。
慌てず、冷静に、自分自身によるログインかどうかを確認していきましょう。