Mac のトラックパッドで指が痛い人はマウスを導入すると良さそう
指が弱い人にとって、Mac のトラックパッドは苦行です。指を付けたままスライドさせるとか、殺す気マンマンですよね。かといって手袋では反応しない……。どうすればいいのか、と考えて、試しにマウスを使ってみたら快適でした。
前提
本記事で試した Mac は以下のとおりです。
- MacBook Air(OSX 10.9.5)
Apple 純正のマウス?
Mac でマウスと聞くと「普通のマウスだと動かない?」「Apple 純正なら確実そう」と考えます。とりあえず Apple の店に行ってみました。
店員曰く、Apple 純正マウスの状況は以下の通りでした。
- 有線タイプは取り扱っておらず、ほぼ無線(ワイヤレス)タイプのみ
- お値段は 9000 円近く
また、ネットで調べてみると、このマウスはどうもトラックパッドをマウス上で再現したかのようなデバイスであり、 結局指をつけたままスライドさせる動きがあります。ダメじゃん。
(余談) 僕は無線が嫌い(動作が安定しないことがある&電池交換必要なのが面倒)なので無線は嫌だなぁ、という思いもあります。
というわけで普通のマウスを買ってみた
続いて家電量販店に足を運び、800 円くらいのマウスを購入してみました。
バッファローの「BSMRU050」です。USB で繋ぐ有線タイプのマウスです。
裏面のパッケージの対応機種を読むと MacOS X 10.4〜 とあり、僕の MacBook Air でも動くっぽい ので今回買いました。
早速使ってみた
繋いでみると、特に画面が変わることもなく、数秒以内にマウスが動くようになりました。
操作の対応
トラックパッドでの操作がマウスではどうなるか、という話です。以下のとおりです。
- 1本指クリック → 左ボタンクリック
- 2本指クリック → 右ボタンクリック
- 2本指スクロール → ホイールスクロール
マウス操作が効くアプリケーション
マウスの説明書には「アプリによってはマウス操作(特にスクロールやホイールクリック)が効きません」みたいな注意書きがあります。複数のマウスで散見されたので、そういうものなのでしょう。
というわけで、簡単ですが、僕が普段使うアプリについて操作を試してみました。
個人的に特によく使う以下については、クリック、右クリック、ホイールスクロール、ホイールクリック(によるタブクローズ)が通用しました。
- Finder
- Firefox
- Sublime Text 3
- Terminal
他はまだ試していませんが、このブログを書いている限りでは、特に不自由は感じていません。恐れる必要はなさそうです。
マウスカーソルの移動量やスクロール量について
初期状態ではおそらく小さいかと思うので、マウスの設定から変えましょう。
スクロールの加速度について
Mac のスクロールは「最初は遅く、次第に加速」という加速度ベースのような動きをします。トラックパッドや Windows のような等間隔スクロールに慣れていると違和感が強いかもしれませんが、ここは変えられないみたいなので我慢するしかありません。
トラックパッドも引き続き使える
マウスを繋いだらトラックパッドが使えなくなるかというと、そんなことはなく、引き続き使えます。
普段はマウスを使い、マウスでは行えない(トラックパッドでしか行えない)操作はトラックパッドで行う……という使い分けも可能です。
おわりに
というわけで、普通のマウス(ただし MacOS 対応品であること)を繋いでみたら快適になった、という話でした。
特に指が痛くてトラックパッドが辛い方や、他にも Windows に慣れててトラックパッドに馴染めない方には重宝するかと思います。