キーボードに角度をつける足(チルトスタンド)をたたんだら手首の痛みがなくなったという話
最近手首が痛いなと思って、調べてみると、どうもキーボードの足(チルトスタンド)を立てて角度をつけているのが問題との情報が。早速、足をたたんでしばらく生活してみたところ、手首の痛みがなくなりました。
足(チルトスタンド)とは
キーボードに付いている足はチルトスタンドと呼ぶそうです。Tilt(傾き) の Stand(スタンド)ということで、傾きを設けるためのスタンドのことですね(そのまんまですね)。
発祥がどこかはわかりませんが、水平と傾きを手軽に切り替えられる装置は素晴らしい発明だと思います。発明した人、さぞかし儲かってるんでしょうね……
手首が痛い。調べてみると原因は足?
ここ二ヶ月くらいで手首が痛くなってきたので、原因を調べてみました。
すると「キーボードの足を立てているからでは」という意見がちらほら。どういうことなのか。
キーボードの足、何のためにある?
このキーボードの足ですが、調べていてわかったのは意外な用途でした。
それは キーボードに角度を付けて、印字されている文字を見えやすくする ため。
キーボードには各キーに A だの Shift だの文字が印字されていますが、これを 見やすくするための傾き をつくるのが、この足(チルトスタンド)の役割なんだそう。
ライフハッカーさんによると、キーボードメーカーの BakkerElkhuizen がそのような説明をしているそうです。
それで、手首の痛みとはどう関係がある?
どうも 足を上げていると手首に角度がついちゃう せいで、(特にその状態で長時間手を構えていると)手首が痛むそうですね。
手元でたしかめてみると、たしかキーボードの足を立てた時の手首って 常に 30 度くらい上に曲げている状態 になってました。なるほど、この状態で固定してたら、そりゃ痛めるわなと。
足を下ろしてみた
というわけで早速足をたたんで、しばらく過ごしてみることにした。
……打ち辛っ!?
QWERTY の列より奥が遠い。届きづらい。ミスタイプしまくり。打ちづらい。やりづらい。なんだこれ……。
しかし、すぐやめてしまっては意味がないので、耐えることにします。家と職場、両方ともでキーボードの足をたたみました。
あ、手首痛くない
「そういえば手首痛くないなぁ」と気付いたのが、一ヶ月経ってから。
足を立てていたのが原因だったのかーと納得しました。
ちなみに入力についても 数日もしないうちに慣れた と思います。今では全く違和感無く打てます。……まあこれは、僕が使っているキーボード REALFORCE だからかもしれませんが。(ステップスカルプチャーという仕組みがあるので足をおろしてもある程度打ちやすいみたいです)
おわりに
キーボードで手首が痛いという方は、足をたたんでみると解決するかもしれません。最初は打ちづらいですが、すぐ慣れると思います。