ポメラ DM200 のカレンダー機能が使いたくなる!カレンダー活用術 4 選!
出典: 「ポメラ」関連 取扱説明書ダウンロード | ファイルとテプラのキングジム
ポメラ DM200 のカレンダー機能は地味に便利な存在です。持て余すのはもったいない!……というわけで、カレンダー機能の活用術と題して、活用例を 4 つほど紹介します。
ポメラ DM200 のカレンダー機能
まずはじめに、カレンダー機能について簡単にまとめておきます。ご存知の方は飛ばしてください。
説明書では 日付メモ と呼ばれていますが、機能としては以下のとおりです。
- 月単位でカレンダーを表示
- 日単位でメモを書き込める
- メモのある日には ● 印がつく
- カレンダー期間は 1901/1/1 から 2100/12/31 まで対応
- メモ内容で検索できる
メモについては、いくつか性質があります。
- 1 日あたり全角 8000 文字くらいまで書ける
- データはポメラ本体にのみ保存できる(SD カードは不可能)
さて、このカレンダー機能ですが、どんな活用術があるのでしょうか。見ていきましょう。
1. 日記を書く
カレンダー機能を使えば日記が書けちゃいます、
使い方としては、カレンダー機能を呼び出すと 今日の日付が選択された状態 でカレンダーが開くので、メモとして日記を書くだけです。簡単でラクチン。
手書きよりも速く書けますし、スマホよりも書きやすいですし、PC とは違って持ち運べますし、ノート PC よりも簡単に開閉できるので手軽に書けます。
日記がお好きな方であれば、日記ライフが彩ること請け合いです。
2. メモを書く
ポメラの難点は、同時に 2 つ以上のファイルを開けない ことです。
ゆえに別のファイルに書いたメモを見たい時は、
- 今のファイルをいったん閉じて、
- 別のファイルを開いて、
- 該当の位置までスクロールして読んで、
- このファイルを閉じて、
- さっき閉じたファイルを開き直す
こんな手順が発生します。これは非常にノイジーでストレスフルです。執筆に集中できません。
じゃあどうするかというと、カレンダー機能が使えます。
カレンダー機能は、今開いているファイルを閉じないまま開ける、唯一の記入領域 です。カレンダーにメモを書いておけば、メモを見る手順は以下のようになります。
- カレンダー機能を呼び出す
- メモを書いている日までジャンプする
- カレンダーを閉じる
最初の手順と比べると 今開いているファイルを閉じて、また開く 部分の手順がごっそりなくなっています。かなり快適です。
メモを見るためにファイルを開いたり閉じたりしてうんざりしている方は、ぜひこの方法を試してみてください。
3. 小説作中のスケジュールを書く
これは小説を書いている人向けの話ですが、 作中のイベントを管理するのにカレンダー機能を使う ことができます。
僕は今、高校が舞台の学園小説を書いているのですが、大まかなイベントはカレンダーに書いてます。ここでヒロインに秘密がバレる、ここは文化祭、ここは中間テスト……とイベントをカレンダーに記入していることで、カレンダーベースで作中のイベントを俯瞰 できます。はかどりますよ。
……もっとも、才能のある物書きさんなら頭で覚えてさっさと処理しちゃうのですが、カレンダー機能を使えば、そうではない凡人の方でも作業がはかどります。
4. TODOリストやタスク管理として使う
これは特に会社員など仕事に忙しい人向けですが、 カレンダー機能を 日々の TODO リストを書いて運用する 用途で使うこともできます。
運用は単純で、
- 今日やる TODO は今日の日付に書く
- 対応した TODO は、先頭に「x 」を付けるなどして、わかるようにしておく
- 全部の TODO を「x 」にすれば、今日はおしまい
- 「あ、これは明後日にやればいいな」という TODO は、 明後日の日付に書いておく
- 言い換えると、先送りが簡単に行えます
- 毎日ポメラさえ見れば、先送りした TODO を忘れることはありません
こんな感じです。
ポメラなのでテキストはガシガシ書けますし、カレンダーから全体を俯瞰して特定の日に簡単にアクセスできますので、このような使い方は地味に便利なんですよね。そこいらのアナログ手帳で手書きしたり、パソコンのメモ帳などで自力で頑張るよりも、よほどはかどると思います。
おわりに
以上、ポメラ DM200 のカレンダー活用例 4 選でした。
地味に便利なカレンダー。もし持て余している方は、これを期に活用してみると良いでしょう。
他にもおすすめの使い方などありましたら教えてください!