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あなたはどのタイプ?価値観を 6 つに分ける『5W1H タイプ』

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人生において何を重視するかは人それぞれです。また、自分自身が何を重視しているかがわからないこともあります。そんな時は、価値観を 6 つに分類する 5W1Hタイプ に頼ってみると、あっさり把握できるかもしれません。

5W1H タイプとは

5W1H タイプ とは、「人生において何を重視しているか」という観点で、人の価値観を 6 つに分類したものです。

まず大分類として「手段を重視する」と「過程を重視する」があり、各々にさらに 3 つのタイプがぶら下がっています。

5W1H タイプの使い方

まず、自分のタイプとそれ以外のタイプについて把握します。

  • (1) 自分がどのタイプに当てはまっているかを知る
  • (2) 他にどんなタイプがあるのかを知る

その上で、自分の生き方をどう変えるのかを判断します。

  • 例1. 私は Who タイプが一番当てはまる。今後も Who を追求していこう。
  • 例2. 僕は Who タイプの生き方をしているけど、Where タイプが一番しっくり来る気がする。

あるいは、他の人の価値観を推し量ることもできるでしょう。

  • 例. あの人があんなに人付き合いに執着がないのは、What タイプだからなのか。

手段を重視する

Who、What、Where の 3 タイプがあります。

Who タイプ

Who タイプは 誰と過ごすか を重視します。

傾向:

  • 出会いやパートナーを求める
  • 既に友人やパートナーなどに恵まれている場合は、そこで充足してしまうことも多い

What タイプ

What タイプは 何をするか を重視します。

傾向:

  • 多趣味あるいは一つの趣味に没頭する
  • (特に没頭型の場合)執着している対象に対するこだわりが強く、替えは利かないと信じている
  • 人付き合いにはこだわらないため淡白、変人、冷たい人と見られがち

Where タイプ

Where タイプは どこで過ごすか を重視します。

傾向:

  • あちこちうろついたり旅行したりして刺激を求める 放浪者タイプ と、自宅や高級施設など快適な場所にこだわる インドアタイプ に分かれる
  • 自分が望む場所に行く、あるいは手に入れるための努力や忍耐には目を見張るものがある

過程を重視する

When、Why、How の 3 タイプがあります。

When タイプ

When タイプは いつやるか を重視します。「早寝早起きしたい」「朝は~~したい」「夜は~~したくない」など、いつ何をやるかをストイックに決め、日々そのとおりに行動していきます。

傾向:

  • 好きな言葉は「日課」「ルーチン」「習慣」など
  • 自分の設計通りに行動出来ていることに喜びや快感を見出す

What タイプとの違い: 例「筋トレ」

  • What タイプ
    • 筋肉が欲しい、身体能力を上げたい、筋肉を壊して快感を得たいなど、筋トレでなくてはならない理由があって筋トレをしている(What = 筋トレ)
    • 筋トレ以外に代替できる事物はない
  • When タイプ
    • 朝に筋トレをすると気持ちいい → いつやるかはきちんと定義したい → 毎週月木の午前 6~7 時で筋トレしよう(When = 毎週月木の午前 6~7 時)
    • 筋トレ以外に気に入ったことが見つかったら、筋トレを捨ててそちらをやる(そしてそれもいつやるかをはっきりと定める)

Why タイプ

Why タイプは なぜするのか を重視します。

傾向:

  • 原因と結果の法則ならぬ「理由と結果の法則」
    • すべての結果には理由がある
  • 理由が存在しないこと、あるいは表現できないことを嫌い、見下す

How タイプ

How タイプは どうやるのか を重視します。

傾向:

  • 傍からは病的に見えるほど特定の道具を使い込んでいたり、手順を踏襲していたりする
  • 自分がこだわる手段がものをいう世界で、優れた成績を残している

What タイプとの違い: 例「自転車」

  • What タイプ
    • もし目的地に到達するのが目的で、自転車よりも効率的な手段(What=手段)があるならば、自転車は使わない
  • How タイプ
    • 目的地に到達するのが目的で、自転車よりも効率的な手段があったとしても、あえて自転車は使う
    • How タイプにとっては自転車を使うことが重要(How = 自転車を使う)

When タイプとの違い: 例「タイピング」

  • When タイプ
    • タイピングは趣味の一つで、練習時間は平日は毎日 20~22 時、休日は 13~18 時
    • 自分が決めた時間帯を逸脱して練習することはない
  • How タイプ
    • 日常生活や仕事をなるべくタイピングで済ませられないかを考え、実行する(タイピングという How をたくさん盛り込む)
    • タイピング行為に関する時間制限はない

表によるまとめ

6 つのタイプを表でまとめてみました。

大分類 タイプ 重視するもの 備考
手段 Who 誰と過ごすか 友人、仲間、パートナー
手段 What 何をするか 多趣味、没頭、執着
手段 Where どこで過ごすか 放浪、自宅、高級施設
過程 When いつやるか 日課、ルーチン、習慣
過程 Why なぜするのか すべての結果には理由がある
過程 How どうやるのか 病的な使い込み

順位付け

自分のタイプを一つに定められない場合は、 程度の大きさで並べてみる のも良いでしょう。

  • 例1. 誰と、どこで、いつ、何を、の順で重要
    • Who > Where > When > What >> Why = How
  • 例2. 何をするかが重要、かつ人には期待していない
    • What >>> Where = When = Why = How >>> Who

おわりに

あなたはどのタイプでしょうか。(ちなみに僕は What、When、How が強いです)

自分の 5W1H タイプを知ることで、人生をどう過ごせばいいかという方向性をおおよそ悟ることができます。また「Who だけじゃないんだ」「How という価値観もあるんだ」など、新たな発見や再認識もあるかと思います。

表面的な分類ではありますが、何かしらのヒントになりましたら幸いです。