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外食派ミニマリスト ~食事をミニマイズして自炊を手放す~

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ミニマリストは自炊派というイメージがありますが、自炊には多くの道具と手間暇とストレスがつきまといます。ここをミニマイズしているミニマリストさんがいらっしゃらないので、外食派ミニマリストと称して、僕の例をまとめてみることにしました。

はじめに

結局は人それぞれだが、純粋に疑問だった

ミニマリストとは「モノを減らすというアプローチで人生を充実させる(あるいは充実させるために日々の負担を減らす)」人を指しますが、モノとして何を減らすかは人それぞれです。

※ミニマリストの定義については、下記記事をどうぞ。

stressfree-fulfilling-solo.hatenablog.com

ですが、なぜか 自炊している方ばかり なんですよね。もしかしたら自炊していないミニマリストさんもいらっしゃるのかもしれませんが、僕はまだ見かけたことがありません。

そこが不思議です。衣・食・住という三大要素の一つ、食ですよ。ミニマイズの最たる対象です。一番最初に目についてもおかしくないレベルです。なのに、示し合わせたかのように自炊の域を出ません。

外食派ミニマリスト

なぜかは知りませんが、「食をミニマイズするとどうなるか」というネタは珍しそうです。

僕は自炊(というか料理という「頭を使う細々とした手作業」)が大嫌いで、自然と外食派になっていったのですが、これは食のミニマイズと捉えることもできます。珍しいならば、ということで、今回取り上げてみることにしました。題して 外食派ミニマリスト

とある外食派ミニマリストの食生活

僕の現在の食生活については、いくつか過去記事がありますので貼っておきます。

stressfree-fulfilling-solo.hatenablog.com

上記では外食する理由として 時間が浮くストレスが減る を挙げています。また、デメリットとして想定される栄養面と金銭面についてもちゃんと対策しています(金銭面は微妙ですが……)。

stressfree-fulfilling-solo.hatenablog.com

上記は僕の朝ごはんです。 フルグラは時間節約と栄養を両取りできる、現時点でのベスト解です。「そりゃ外食じゃなくて中食だろ」というツッコミがあるかもしれませんが、見逃してください。ちなみに食器は使っていないので洗浄する手間も無しです。

stressfree-fulfilling-solo.hatenablog.com

上記は(ミニマリズムというよりは外食のストレスをなくすネタですが)待ち時間を減らすための 1117 ルールの話です。早い話、昼食を午前 11 時台に、夕食を午後 5 時(17時)台に食べる ということです。理由は単純で、待ち時間がイヤだからです。

外食派ミニマリズムのメリット

外食派ミニマリストの利点――つまりは外食派ミニマリズムを取り入れると何が嬉しいのか、について挙げていきます。

メリット1. 準備と後片付けのコストがゼロ

外食派ミニマリズムでは自炊をしないので、料理にかかるコストはゼロです。調理だけではなく準備や後片付け、購入や保管や処分、さらにはキッチンや器具の掃除といった作業まで、何から何までやらずに済みます。たぶん 一日一時間くらいは浮く と思います。

また、料理という「何かと習得に手間のかかる作業」をおぼえる手間もなくなりますので、その分を他の趣味やら勉強やら運動やらに充てることができます。

ここで「通う時間や待ち時間があるじゃないか」と思われるかもしれませんが、待つだけなので読書や創作に充てることができるという点が違います。買い物や後片付けしながらではできないですよね。また、通う時間については(住んでいる場所にも寄りますが)短時間で通える店を見つけて利用すれば短縮できます。

※ちなみに僕は朝食がフルグラなので完全にコストゼロではないですが、微々たるものです。見逃してください。

メリット2. キッチンが汚れない

メリット 1 と少し重複しますが、自炊をしなければキッチンが汚れることもありません。

ただのほこりとは違い、キッチンの汚れはガンコなものです。掃除に苦労されている方も多いのではないでしょうか。専用の洗剤や道具を買ったりとか……。あるいは放置すると、それはそれで目について(特に僕のように神経質だと)落ち着かないというものです。

ですが、外食派ミニマリズムではそういった苦労におさらばできます。

メリット3. キッチンを物置にできる

外食派ミニマリズムにとって、キッチンはただの空きスペースです。もっと言うと 物置 です。

わかりづらいので名称を使って話します。

kitchen_parts

出典: キッチン 各部の名称 - LIXIL

キャビネットはそのまま引出しになります。

カウンターには物を置けます。

コンロについては、本などで高さを吸収した後、板を置けばカウンターになります。もちろん ガスの元栓は締めておく必要があります。また、うっかり開けても危ないので、開けてしまわないよう紙やガムテープなどを貼って視覚的に警告を出しておきましょう。

メリット4. 冷蔵庫の上がテーブルになる

特に僕のようなリッチでない都会の独り者だと家はとても狭いのですが、外食派ミニマリズムであるおかげで 冷蔵庫の上をテーブルとして 利用できています。立ちテーブルです。結構便利ですよ。僕は今はペンとノートを置いていて、ふと浮かんだアイデアを素早くメモれるようにしています。

電子レンジや炊飯器を置いている?そんなものは必要ありません。

炊飯器はさておき、電子レンジが要らないかどうかは、外食派ミニマリストであるかどうかの一つの目安になると思います。自炊派の方はもちろん、中食派の方にとっても電子レンジは欠かせないでしょうから。

おわりに

外食派ミニマリストと題して、食をミニマイズした例をお届けしました。

何かと自炊派が幅を利かせる世の中ですが、自炊というものは器用か、あるいは料理が好きでない限りは苦痛でしかありません。いっそのこと外食派にシフトチェンジして時間とストレスを解放し、さらにキッチンまわりの道具もミニマイズしてしまうというライフスタイルもアリだと僕は思います。

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