デスクトップでもノートパソコンでも外付けキーボード REALFORCE をとりあえず買っておけ
付属のキーボードをそのまま使うことは、会社から与えられた社宅にそのまま住み続けるようなものです。お金がないか、それで本当に満足しているなら構いませんが、おそらくはそうじゃないはず。キーボードも同じです。
- とりあえず REALFORCE を買っておけ
- ノートパソコンでも REALFORCE を
- REALFORCE の値段とコストパフォーマンス
- REALFORCE のメリット
- REALFORCE のデメリット
- おわりに
- 関連記事
とりあえず REALFORCE を買っておけ
REALFORCE は多数のメリットを備えた、最高峰のキーボードです。細かい性能や仕組みは置いといて(後で少し取り上げますが)、とりあえず騙されたと思って買うのが吉です。
特に 仕事や私生活でたくさん(一日数時間以上)タイピングする方 は、良いキーボードを使うかどうかで日々の入力スピード、疲労の少なさ、快適さや心地よさに雲泥の差が生じます。
ノートパソコンでも REALFORCE を
「ノートパソコンはキーボードが本体にひっついていて、交換のしようがないじゃないか」と思われている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし打ちづらいキーボードをそのまま使う理由はありません。 キーボードを "外付け" すれば、他のキーボードを使うこともできます。 REALFORCE も外付けできる(USBでつなぐだけです)ので、REALFORCE を使いましょう。
僕も自宅はノートパソコンですが、REALFORCE を繋いでます。
REALFORCE の値段とコストパフォーマンス
値段ですが 2~3万円 くらいです。通常のキーボードよりも何倍も高価ですね。
しかしながら REALFORCE は壊れにくいので、長らく使い続ける際のコストパフォーマンスは間違いなく良いです。
僕は仕事でも私生活でもタイピングをたくさんする(文字数にすると一日一万文字以上、数万打鍵以上)のですが、 そんな生活を数年続けても壊れません。一方、安物のキーボードや、ノートパソコン搭載のキーボードだと、一年もしないうちに壊れちゃいます。
というわけで、僕としては、多少経済的に苦しくても、買ってしまうのが良いかなと思います。一度買ったら、あとはもう相棒として寄り添い続けてくれます。
REALFORCE のメリット
では REALFORCE のメリットについて見ていきましょう。
メリット1. 打ちやすい
REALFORCE はとにかく打ちやすいです。
以下の特徴があります。
- キーボードや各キーが小さすぎず大きすぎないサイズ
- 軽い力で押せる
- 軽い力で押せるのに誤反応がない
- 押し心地が気持ちいい
- キーボードの面が真っ平らではなく、打ちやすいよう斜面(斜め)になっている ※1
※1 ステップスカルプチャー と呼ぶそうです。
出典: 特徴 | REALFORCE | 日本製プレミアムキーボードの最高峰
つまり、 徹底的に打ちやすく設計されている んですね。その辺の「とりあえずキーを並べました」感しかないキーボードとは違います。REALFORCE に慣れたら、もう他のキーボードには戻れませんね。僕は仕事でも私生活でも REALFORCE です。お財布は寂しくなりましたが、それほどの価値があります。
メリット2. どのキーも押しやすい
そのへんのキーボードだとカーソルキー、Shift/Ctrl/Alt キー、Home/End/Delete キー、ファンクションキーといった脇役のキーが押しづらいことが多いです。特にノートパソコンだと物理的に小さくなっていたりして「こんなん絶対押しづらいやろ、アホちゃうか」と思うほど。
REALFORCE だと、これらキーも押しやすいです。 位置も自然ですし、大きさも小さすぎず大きすぎずで、ちょうどよいバランス。
Windows で、ショートカットキーや文字入力を効率化すると、どうしてもこれらキーを多用することになりますので、これらの押しやすさは大事です。僕が思うに、効率化できていない人の大半は、そもそも(キーボードのせいで)押しづらいために練習しようとしない(する気がなくなる)からではないか、と思っています。このメリットは地味に重要です。
メリット3. 壊れない
REALFORCE は非常に頑丈です。上記しましたが、一日万単位の打鍵や文字数入力を行う生活を数年続けても壊れません。
中には 10 年以上故障なしと評している方もいらっしゃいます。
僕はまだ 5 年くらいですが、「(10 年以上壊れないことに対して)そうだろうな」と思います。本当に頑丈です。
メリット4. 同時押しができる
安物キーボードだと同時押しは5キー以下、ひどいと3キー以下が多いですが、REALFORCE は違います。
同時押しに制限はありません。
※細かいことを言えば、本当にあらゆる組み合わせで厳密な同時押しができるわけではありませんが、少なくとも実用上は全く無問題です
したがって、(キーをいくつも同時押しするような)マニアックなショートカットキーを使う方や、音楽ゲームなどゲームで同時押しする方には特に重宝します。
REALFORCE のデメリット
メリットだけだとえこひいきでしょうから、デメリットも挙げておきます。
デメリット1. 入手が難しい
金額もさることながら、その辺の家電量販店では置いていないというデメリットもあります。
僕は通勤経路にある「ちょっとマニアックそうな PC ショップ」で買いました。取扱店舗は公式サイトを参照してください。
http://www.realforce.co.jp/shops/index.htmlwww.realforce.co.jp
また、僕は通販で買ったこともあります。
https://www.yodobashi.com/www.yodobashi.com
デメリット2. 製品が多くてどれを選ぶか迷う
公式サイト を見てもわかりますが、何十という種類があります。
本気で選ばれる方は詳しく調べるしかないと思いますが、とりあえず「そのへんの安物キーボードを卒業したい」のであれば、正直どれでも良いと思います。僕も深くは考えずに選びました(というより店頭に一種類しかなかった……)。
選ぶにしても、最低限以下の観点を見れば良いでしょう。
- 色
- テンキーの有無
色については白(公式では「アイボリー」と表現しています)と黒があります。
テンキーについては、仕事などでよく使うならあった方がいいです。しかし 10cm 近くキーボードが横に大きくなってしまうので、狭い机だと窮屈です。「なくてもいいや」な方ならテンキー無しタイプを選びましょう。
デメリット3. 打鍵音がうるさいかも
REALFORCE は「コトコト」と心地よい高級感溢れる打鍵音を発してくれますが、打鍵音自体が小さいわけではありません。打ちやすさもあってコトコトコトコト入力していると、当然ながらそこそこ響きます。
環境によっては周囲に迷惑をかけちゃうかもしれません。
ちなみに REALFORCE には「静音」タイプもある ので、気になるなら検討しましょう。デメリット 2 でも挙げた公式サイトから絞り込めます。
デメリット4. 疲れる
REALFORCE は打ちやすいので、どんどん入力が続きます。気付けば一時間くらい入力しっぱなし――なんてことも起こります。
そうなると 指が疲れます。手首や腕にも負担がかかってますし、肩もこります。
そしてそんな生活を長く続けていると、簡単に「痛み」がやってきます。
打ちやすいからといって長時間夢中にならないように自制しましょう。痛くなってからでは遅いです。適度に休みましょう。
よくゲームの説明書では「1時間やったら10~15分休憩」と書いてありますが、それくらいがベストだなと今日思うこの頃です。
おわりに
REALFORCE をとりあえず買っておけ、ということでメリットなどを見てきました。使うと冗談抜きでタイピングが快適になるので、迷っている方は思い切って踏み出しちゃってください。
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タイピングネタです。