ガラパゴスタ

楽する。楽しむ。生み出す。

QB ハウスなら値上げしても 2000 円くらいまでなら出せる

1000 円カットで有名な QB ハウスが、2019 年 2 月から料金を 1200 円に値上げします。色んな意見が散見されますが、僕は 2000 円くらいまでなら出してもいいかなと思います。

www.nikkei.com

QB ハウスの最大の武器はスピード

QB ハウスの最大の武器はスピード―― 散髪時間が短い ことです。

待ち時間を含めなければ、ウリ文句の「10分の身だしなみ」のとおり、10分はあながち嘘ではありませんし、坊主のような髪型なら 5 分で終わります。券売機なのでレジで時間を取られることもありません。

Q&A

以下、ありそうな疑問に Q&A 形式で自問自答します。

Q: そんなにスピードが大事?

Ans: 大事ですね。

僕にとって散髪は 邪魔な髪の毛を取り除く作業 でしかありません。髪の毛は長くなると暑苦しいし、うっとうしいし、抜けやすくて床やら排水口やらに落ちますし、と本当に邪魔なんですよね。

おしゃれはしてません。おしゃれ自体に楽しみを見出せないですし、 おしゃれしても別にモテなかったですし。特に後者は、外見を磨いても内面(特にやる気)がないと結局意味がないんだな、と美容院やら服装やら頑張っていた時期に気付きました。僕にとっては、おしゃれは無駄な投資です。

というわけで、散髪という「髪の毛を取り除く作業」に要する手間は、できるだけ少ないに越したことはないんですね。

Q: 自分で切ればいいのでは?

Ans: ストレスが溜まるからイヤですね。

まず自分で切る(剃る)となると、準備と後片付けが発生します。 QB ハウスでも散髪の前後で色々やってますよね。あれを全部自分で、自宅でやることになります。広い実家であればまだマシでしょうが、狭い単身マンションに住む僕のような人種には思っている以上に面倒です。

それに、いくら散髪目的だからといっても、不自然な見た目にならないように調整することにも神経を使います。というか素人では無理です。髪型がガタガタになったり、濃さが不自然になったりするのがオチです。

さらに言えば、(特に)後頭部を自分で切るのって面倒なんですよね。見えないから。鏡を駆使することになるから。僕の家だと、鏡は洗面台頼りなので、洗面台の前で四苦八苦することになるわけです。

色々と面倒くさくてストレスが溜まりまくりです。

Q: 他の床屋はどう?

Ans: 非効率的だからイヤです。

QB ハウスでの散髪がスピーディーな理由の一つは、その徹底的なまでのシステム化 にあります。

券売機しかり、座って準備するまでの流れしかり、店員への頼み方しかり、細かいところで言えばどの店でも「坊主3ミリで」みたいに定量的に伝えて通じますし、余計な会話もしないですし。

一方で他の床屋さんだと、その辺はばらばらです。そして QB ハウスほど最適化されている例は(少なくとも僕の観測範囲では)まずない。なかった。

QB ハウスというブランドは頼もしい。

おわりに

QB ハウスに対する思いを書いてみました。

今のご時世、安いだけでは立ち行かなくて大変でしょうが、個人的には本当に助かっているので、ぜひとも頑張ってほしいところです。僕は(懐は豊かじゃないですが) 2000 円くらいなら出しますよ。