ガラパゴスタ

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まだ洗濯で消耗しているの?ひとり暮らしならコインランドリーで「週に一度、30 分だけ」で済みます

こまめな作業に、洗濯機の動作音に、雨で台無しになるといった惨事に――洗濯は地味に手間がかかる存在ですが、コインランドリーに切り替えることでグンと楽できます。

自宅で洗濯する際のストレス

自宅で洗濯機を使って洗濯するのが普通かと思いますが、ここには多くのストレスがつきまといます。

ストレス1. 手間がかかる

洗濯には意外と手間がかかります。

洗濯機に洗濯物を入れて、洗剤を入れて、パネルを操作して洗濯を開始して。洗濯物を取り出して乾かして、乾かした洗濯物をたたんで――と中々にうっとうしい作業です。

ストレス2. 洗濯音がうるさい

洗濯機の機種にもよりますが、動作中の音がうるさくて気が散ります。

僕は神経質なのでちょっとキツイんですよね。

ストレス3. 天気について考慮するのが面倒くさい

せっかく乾かしていても、雨が降ってしまうと台無しです。また、どうせ干すなら天気の良い日を狙いたいものです。

しかし、そのように天気を考慮する、ということ自体がストレスです。

コインランドリーの利便性

僕がおすすめしたいのはコインランドリーです。

coin_laundry

出典: はじめてのコインランドリー。使い方や持ち物はこれで完璧 | コインランドリー総合サイト LAUNDRICH

コインランドリーには 洗濯乾燥機 という、洗濯と乾燥を同時に行える機械があります。これを使うと、上記ストレスを軽減することができます。

ポイントが色々あります(後述します)が、すべて心がけると、以下の恩恵が手に入ります。

  • (1) 洗濯は週に一度だけで済む
  • (2) 一度の洗濯は30 分で済む

つまり 洗濯に要する時間が「週に一度、30 分だけ」になる ということです。

洗濯をコインランドリー完結する際のポイント

すべて満たすのは厳しいかもしれませんが、すべて満たすことが重要です。 一つでも満たせない場合、素直に自宅で洗濯機を使いましょう

ポイント1. コインランドリーが徒歩圏内であること

徒歩 3 分以内が望ましいです。

3 分以内であれば、雨が降っていても傘を差して通うことができます。これが 5 分以上になってくるとやる気が萎えます。10 分以上はもう絶望的です。

また 徒歩であること が重要です。というのも、洗濯物は洗濯カゴあるいはランドリーバッグいっぱいになるので、自転車だと運搬しづらいからです。また、自転車だと雨天時はお手上げです。どうやっても濡れてしまいます。徒歩なら、傘に差しながら持てるので濡れません。

ポイント2. 洗濯乾燥機が備わっていること

最も重要なポイントですが、コインランドリーで使うのは 洗濯乾燥機 です。洗濯機と乾燥機ではありません。洗濯と乾燥を同時に行ってくれる 洗濯乾燥機 です。

洗濯乾燥機を使うことにより、洗濯物を取り出して乾燥機に詰め込んで乾燥させて――といった手間がありません。洗濯乾燥機に入れて、動作させるだけで乾燥まですべてが終わります。

ポイント3. 混雑しない時間帯に通うこと

コインランドリーは意外と利用者が多いのが特徴です。 休日日中では当たり前に待ち時間が発生し、ベンチや待ち椅子には何人もの待機者がいる 状態になります。待つことはストレスです。

ではどうすればいいかというと、利用者の少ない時間を選びます。

オススメは 早朝(朝 6 時~ 7 時) です。

店鋪にもよりますが、早朝であれば利用者はほとんどいません。僕も週に一度、一年近く通っていますが、待ちが発生したのは一度だけです(前日は台風でしたかね)。

早起きすることで生活にメリハリがつくというメリットもあります。僕は毎週土曜日の朝7時前に行っています。おかげで土曜日が長い。有意義に過ごせます。オススメです。

ポイント4. アラームをセットすること

洗濯乾燥機に洗濯物を入れて動作開始させると、完了まで 1時間近く 待つ必要があります。

コインランドリーにいてもやることなんてないですから、当然帰宅するわけですが、洗濯物を取り忘れてしまわないようアラームをセットする ことが大切です。

コインランドリーは皆が利用する場所であり、長時間放置された洗濯物は勝手に取り出されます。他人に触られたくないですよね。なので、そうならないよう、洗濯乾燥機終了と同時に足を運べるようにアラームをセットするのです。

ポイント5. ひとり暮らしであること(洗濯量が多くないこと)

洗濯乾燥機で一度に洗濯できる量にも限度があります。

一人分であれば一週間分の衣類すべてを収容できます。逆に、二人分以上だと厳しいです。

また、一人分であっても、いくつかポイントがあります。

  • (1) バスタオルは使わない

バスタオルはかさばるので、使っているとあっという間に容量オーバーします。ハンドタオルがおすすめです。ひとり暮らしならハンドタオルでも体はじゅうぶんに拭き取れます。僕も実家暮らし時はバスタオルでしたが、今はハンドタオルのみです。

上着はかさばるので、一日一着ペースだと(特に厚めの衣類が多い冬季では)容量オーバーします。一日一着ペースは諦めましょう。潔癖な方、あるいはおしゃれな方には厳しいかもしれません。

ポイント6. 大きめのランドリーバッグを

このやり方は、いわば一週間分の洗濯物をまとめてコインランドリーに運ぶ作業に等しいですから、それなりに大きなランドリーバッグでないと運びきれません

僕は洗濯カゴとランドリーバッグの二つを使っています。普段は洗濯カゴに洗濯物を入れ、コインランドリーに行く時はこのカゴだけを持っていきます。洗濯乾燥機をセットして、カゴは放置したままいったん帰ります。で、洗濯乾燥が済んでから再び取りに行く時に、ランドリーバッグを持っていきます。つまり 持って帰る時は洗濯カゴ+ランドリーバッグの二刀流です

以上は僕の場合ですが、一般的に 洗濯物は洗濯乾燥した後だと(洗濯前と比べて)体積が増える ので、大きめのバッグは必須です。僕のようにカゴとの二刀流でも良いでしょう。

ポイント7. 経済的に困窮していないこと

洗濯乾燥機を一回使うには 1000 円かかります。店鋪によっては 1200 円もありますね。

週一だとしても、月 4000~5000 円かかるということに。結構な金額です。これを容認できる程度の経済力がなければ務まりません。

僕は、そんなに経済的に余裕がある方ではない(最近は月の収支がマイナスばかりです)のですが、今は全力で楽しみつつ自分を成長させたいフェーズなので、多少無理をしてでもこのやり方(少しでもストレスを減らす)を続けています。パラサイトシングル時代に貯めた貯金があるので、まだしばらくは大丈夫です。今後収入を増やせなければ、洗濯機生活に戻るでしょうね。

あるひとり暮らし男性のコインランドリー通い

筆者の運用例を紹介しておきます。

通う頻度と時間帯

週に一度、毎週土曜日、朝 7 時前半 に通います。

起床後、トイレだけ済ませて、すぐに洗濯カゴをコインランドリーに持っていきます。徒歩2分なのであまり手間はかかりません。また、朝早いので並び待ちは発生しません。たいていの場合、僕しかいませんし、稀に二台中一台が埋まっていますが、旅行時などレアケースのようです。今のところ二台とも埋まった例はほとんどありません(台風の時は一度だけありましたが)。

洗濯乾燥をセットした後

洗濯乾燥機を動作開始させた後は、完了まで一時間ほどかかりますので、いったん家に戻ります。この間、取り忘れないようにケータイで一時間後(洗濯乾燥が終了する時刻)にアラームをセットしておきます

帰ったら、朝飯を食べます。僕はフルグラ+使い捨て容器で効率化してます。

stressfree-fulfilling-solo.hatenablog.com

食べながらタスク管理ツールを眺めて、今日は何をしようかと考えたりします。頭も冴えているので、ブログ記事を書いたり、プログラミングをしたり、書籍執筆をしたり、と創作系を行うことが多いです。

そうこうしているうちにアラームが鳴りますので、取りに行きます。

たたむ

取りに行った後は自宅に戻り、洗濯物をすべてたたんで収納します。ここにかかる時間は 25 分くらいでしょうか。試しに測ってみると、07:48 ~ 08:12 で 24 分かかっていました。

かかった時間 計

洗濯をたたむ時間がおおよそ 25 分くらい。

ここにコインランドリーを往復する時間を加えると、往復 3 分くらいですから、計 6 分。

あとは日々洗濯カゴに洗濯物を放り込む作業がありますが、これは一瞬で終わるので誤差で良いでしょう。

まとめると 一週間で 31 分ほど かかっていますね。特に意識せずに過ごしてこれですから、もうちょっとテキパキ動けば 30 分以内も可能です。

おわりに

コインランドリーで洗濯に要するストレスを軽減し、週に一度、30 分以内に抑えることができるという話を書きました。

心がけるべきポイントが多数あり、万人には適用しづらいやり方だとは思いますが、洗濯にストレスを感じている、ひとり暮らしの方は(ストレス軽減の発想や視点だけでも)ぜひ参考にしてみてください。