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【初心者向け】音ゲー(チュウニズムや maimai)で手袋をつけるべきかどうかを判断する

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音ゲー(特にチュウニズムやmaimaiなど)で手袋をつけるべきかどうか、という話は完全に個人差です。そこで音ゲー初心者の方向けに、手袋のメリットとデメリットを書き並べてみました。つけるべきかどうかの判断材料になれば幸いです。

はじめに

対象となる音ゲー

本記事ではチュウニズムと maimai を対象とします。

他の音ゲーで遊ばれる際の参考にもなるとは思いますが、本記事ではあくまでチュウニズムと maimai を想定しています。

チュウニズム:

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出典: キホンのあそび方|CHUNITHM AMAZON (チュウニズム アマゾン)|セガ新音ゲー

maimai:

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出典: maimai - Wikipedia

対象読者

本記事の対象読者は「音ゲー初心者」の方です。

中上級者向けの方は「そんなの知っているよ」と退屈かもしれません。

手袋のメリット

まずは手袋をつけることのメリットを見ていきます。

メリット1. 衛生的である

「ドアノブやキーボードが便器よりも汚い」という話は聞いたことがあるかと思いますが、 音ゲーの筐体も色んな人が触っているため、とても不衛生です。僕の観測範囲ですが、顔をかいた手でそのまま遊ぶ人もいます。また手汗なのか湿っていることもありますし、押したりこすったりする性質上、手垢もつきます。

手袋をつけると、このような不衛生から肌を守ることができます。

メリット2. 手指の負担が少ない

音ゲーはその性質上、手指でボタンやパネルを叩いたりこすったりします。また処理する回数も多く、ハイレベルにもなると1~2分で何百回と手指を動かします。当然、 手指への負担は相当なもので、皮が裂けたり水ぶくれになったりする ことも珍しくはありません。僕もよくなってました。

慣れてくると脱力(必要以上の力を出さない省エネなプレイ)を覚えるので、負担も減りますが、初心者のうちはそうではありません。手指を怪我して、日常生活や仕事に支障が出ては困ります。

手袋をつけると、そのようなリスクを軽減できます。

メリット3. 滑りやすい

音ゲーではボタンやパネル上を滑らせるという動きがありますが、 手袋だとよく滑ってくれます

素手だと体質(皮膚の強さや質感、あとは発汗量など)次第で滑りにくいこともありますが、手袋を使えばこの問題は簡単にクリアできます。

メリット4. 上達しやすい

手袋をつけると、素手よりも手袋の分だけ 手の「かさ」が増えるため、判定範囲が広がり、オブジェクトを取りやすくなります。結果的に素手よりも上達しやすくなります。

もっとも、これはハイレベルになってくると仇になります。より細かくて素早い操作が要求されるがゆえに、手袋の分だけ増えた「かさ」がかえって邪魔になるからです。ですが、これは上級者になってから考えれば良いことです。初心者のうちはメリットと捉えましょう。

手袋のデメリット

続いて今度は、手袋をつけることのデメリットを見てきましょう。

デメリット1. 恥ずかしい

音ゲーで手袋を使うことを「恥ずかしい」と捉える方は多数いらっしゃいます。まず、この「恥ずかしい」について僕なりに分析しておきます。

物事にはTPOがあります。よく言われるのはデートですね。河原でデートする時に、いきなりランニングシューズに履き替えてランニングすることが場違いであるように、ゲーセンでデートする時に、手袋を取り出してガチで音ゲーすることもまた場違いです。

音ゲーを始めるということは、「ランニングをする」という趣味を加えるようなもの だと僕は思っています。一人で楽しむ分には問題ありませんが、人目があると話は別です。 走っている姿を人には見られたくないように、音ゲーしている姿も人には見られたくない―― それが「恥ずかしい」の正体だと僕は思っています。

さて、本題に入ります。

音ゲーの問題は ただでさえ(音ゲーが設置されているゲーセンに)人が多い ことです。

音ゲーで手袋をつけるという行為は、人の多いゲーセンという場所で「手袋をつける自分」が見られるということです。これこそが恥ずかしさの主因だと僕は思います。逆を言えば、人が少ない、あるいは誰もいないようなゲーセンであれば、恥ずかしがることなく遊べます。しかし、ゲーセンとは(特に友人やカップルで出かけるような店鋪は)人が多いのが当たり前。人前で手袋をつける ことは避けられません。

デメリット2. 付け外しが面倒くさい

音ゲーに限らずゲーセンは、並び待ちの人がいたら1プレイで交代するのがマナーです。

そして交代する場合は、(そのまま手袋をつけたままにするのも窮屈ですから)外すことになります。で、またプレイすることに付け直して……と 付け直し が発生します。これは地味に面倒くさいです。

もっとも1日数プレイ以下しか遊ばないのであれば、大した問題ではありませんが、音ゲーにハマるとそうもいってられなくなります。

デメリット3. 取り出しにくい

デメリット 2 がイヤだからといって、手袋をつけたまま横着する人もいますが、これはこれで何かと扱いづらいです。 100円やスマホやカードを取り出しにくい

特に、並び待ちがなくて連続プレイする場合は、プレイデータを読み込ませるカードと、曲を遊ぶためのクレジット(100円玉やら電子マネーやら)を使うわけですが、これは手袋だと取り出しにくいしつかみにくいです。ストレスが溜まります。

デメリット4. 不衛生

音ゲーの筐体が不衛生であることは前述しましたが、それを触る手袋も当然不衛生になります。 うっかり手袋のまま顔をかいたり、私物を触ったりすると汚いです

デメリット5. 滑りにくい・怪我しやすい

メリット 3 の反対になりますが、素手だととにかく滑りづらいです。チュウニズムにはフリックという素早く滑らせる動作がありますし、そうでなくともスライドというその名のとおり滑らせる動作もあります。スライドは maimai にもありますし、初心者向けの譜面でも登場してきます。

ただでさえ滑りにくくてやりづらい。そして無理をして動かすと負傷に繋がります。特に maimai は公式でも手袋が推奨されているほどで、そもそも素手でプレイすることに無理があります。

※中には素手で全国ランキングに入るプレイヤーもいますが、例外的なので真似してはいけません。

デメリット6. 購入、洗濯、買い替えの手間がある

手袋をどこで購入するのか。どの手袋を購入するのか(手袋次第で音ゲーのやりやすさは変わってきます)。また汚れてくるのでいつ洗濯するのか。買い換えるのか。

そういった手間が地味にかかります。

そもそも手袋は冬季のアイテムですから、冬以外は入手しづらい という問題もあります。軍手であれば入手は用意ですが、軍手は人によって向き不向きが違ってくるので、人によってはやはり辛いです。

まとめ

音ゲーで手袋をつけるメリットとデメリットについてまとめてみました。

これらを踏まえた上で、手袋をつけるのか、それともつけないのか判断してみてください。参考になれば幸いです。