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どうにもできない会議や打ち合わせは内職で過ごす

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仕事では無駄な会議や打ち合わせは多いものですが、反発したところで無くなりはしませんし、下手に反発しても確執が生まれます。じゃあどうすればいいのかというと、内職をすればいいのだと最近気付きました。

目的を履き違えない

反発して打ち合わせの中止や欠席を勝ち取ることが目的ではありません。

目的は この無益な打ち合わせなんかに時間や気力を費やしたくないので、費やさないようにする ことです。中止や欠席は、言うならば「費やさない」を完全に勝ち取る選択肢ですが、これはさっき書いたとおり、通用しません。

ならどうするかというと、時間や気力という被害を「なるべく抑える」 ことを考えます。中止や欠席はできませんので、参加したまま抑える必要があります。どうすればいいのでしょうか。それは 内職すること です。

内職

内職とは「自宅で仕事して収入を得る」という本来の意味ではなく、「とある仕事(特に打ち合わせへの参加)をしていながら、別の仕事をする」ことを意味します。

僕の会社は、パソコンで仕事をするのが常ですから、誰もがノートパソコンを持ち歩いています。打ち合わせにもノートパソコンは持参され、内職している人も多いです。特に管理職になってくると、あまり関係のない会議にも山ほど招集されますから、内職は必須スキルとなっているようです。

僕のような平社員でも、管理職のように内職すればいいのだと最近気付きました。実際、よく観察してみると、そうしている人もいます。くだらない打ち合わせなんかに費やす暇のない、忙しい人ほど、平気でパソコンをいじっています。彼らもくだらないことはわかっています。でも、いちいち反発はしません。反発しても覆らないどころか、下手に目をつけられたら面倒くさいからです。 こっそり黙って内職する。それが処世術です

内職をスムーズに進めるためのチップス

内職を行う際に起こりうる問題について、Q&A形式でまとめてみました。

Q: 怒られる場合はどうしたらいい?

もし「普通にノートパソコンを使っていたら怒られるわ!」というのであれば、怒られないような内職方法を考えましょう。

たとえば、打ち合わせの前に「考えておきたい事項」をメモしておき、そのメモを持参して考え事に充てる――くらいならパソコンが無くてもできます。

Q: カタカタしていると「何してんだ?」と尋ねられる場合はどうしたらいい?

打ち合わせ中のパソコン使用は許されているが、キーボード入力が激しいと「何してんだ?」と尋ねられる――そんなケースですね。もっと言えば キーボードでカタカタ入力するような内職がしたいのに、カタカタは不自然だから目立ってしまう という問題です。

どうするかというと、カタカタしても不自然じゃないキャラになりましょう

僕は「何でもメモを取る」「頭が不器用なのでメモしながらでないと理解すらできない」の二本立てを演じています。というより事実なんですけども。ともあれ、周囲からは「こいつはカタカタする奴だ」と評されています。僕がカタカタしていても不自然ではないのです。実際、画面を覗き込んでくる人もいません。

もちろん、100%覗かれない保証はありませんので、見られてもいい画面を表示しておく必要はあります。僕の場合、テキストエディタ上でひたすら文章を打っているので、見られても問題はありません。間近で精読されない限りは、極端な話、ブログ記事を書いていてもバレないでしょう。

おわりに

僕のようにストレスフリーを掲げ、効率化や残業ゼロを目指す人間は、えてして反発しやすいものですが、反発がベストとは限りません。組織である以上、どうにもならないことはあります。

内職のように、部分的にも軽減できる選択肢はありますから、反発反発と躍起にならず、落ち着いて「今のベストの選択肢」を探し、選びましょう。また、一見、内職ができそうになくても、できそうな隙は案外あるものです。

貴重な時間と気力を、くだらない会議や打ち合わせごときで浪費しないためにも、真面目に考えてみることをおすすめします。